【2023】おすすめのゲーミングPCを紹介!パーツの選び方も解説します
今や10万円も出せば、かなり性能の高いゲーミングPCを購入することができるようになりました。
ですが、用途によって必要なパーツのパワーが異なります。
- どんなゲームをプレイしたいのか?
- どれだけ快適に動かしたいのか?
- 配信はするのか?
- 画像編集・動画編集は?
- 予算はどれくらい?
これらを考慮した上でコストパフォーマンスの最適なモデルを探す必要があります。
ということで、BTOゲーミングPCで失敗しないための選び方を解説しながらおすすめモデルを紹介していきます。
ゲーミングPCとは?普通のPCとの違い
ゲーミングPCとはなんぞやということでまとめてみました。
- グラフィックボードが搭載されている
- CPUが高性能
- メモリは大容量
- 読み込み・書き込みが高速なSSDストレージ
- 大容量・効率の良い電源
- エアフローが考えられた拡張性のあるケース
などが挙げられます。
普通のPCではグラフィックボードが搭載されておらず、CPUやメモリも性能を抑えたものになっています。
詳しくは後のパーツ選びで説明していきます。
「BTO」は受注生産のこと
BTOとは「 Built To Order 」の略で、日本語にすると「 受注生産 」になります。
パソコンパーツを細かくカスタマイズして、自分に合った予算で注文できるシステムです。
- CPU
- グラフィックボード
- 空冷/水冷
- メモリ
- SSD
- 電源
- ケース
などパーツを自分好みに変更していけます。
ゲーミングPCは安くても10万円程度。やっぱり失敗したくないですよね。お金さえあればそりゃガツンと高いの買えば無敵なわけですが、そうもいかない現実。
BTOゲーミングPCの強みは自分の予算に合わせて細かくカスタマイズしていけるところ。
ゲーミングPCの各パーツを選ぼう
- それぞれのパーツがどの程度の性能なのか?
- 自分の目的に合っているのか?
ゲーミングPCを購入するにあたり、これらが分からないと買うことができません。
ここではパーツごとに解説をしていきます。
最重要パーツ!グラフィックボード
ゲーミンPCにおいて最も重要なパーツは グラフィックボード です。
グラフィックボードは画面の描画部分を受け持つパーツで、この性能によって滑らかにゲームできるかどうかが決まります。
- エントリーモデルはGTX 1660 SUPER
- おすすめはコスパの良い RTX 3070
普通のPCではCPUについているオンボードGPUを使っていることが多く、ゲーム目的ではかなり厳しいものです。
高性能なCPUも必要不可欠
コンピューターの頭脳部分であるCPUも高性能なものにしましょう。
CPUはプログラムの物理演算を担当します。このCPUの性能がグラボと釣り合っていないと、グラボの性能がちゃんと引き出せなくなります。結果、ゲームのFPSに影響が出てきてしまいます。
つまり、選ぶグラフィックボードの性能が良ければ、合わせてCPUも高性能にすることになります。
- エントリーレベルであればCore i5以上で問題なし
- よりスペックを上げるならCore i7以上がおすすめ
ちなみに現在では Ryzen CPU もかなり人気です。そちらのほうがちょっと安いので 予算を切り詰めたい方は Ryzen も視野に入れましょう。
メモリは大容量が良い
メモリの容量が大きければ大きいほど、一度に行える作業量が増えます。
ゲームにおいてメモリ容量不足は天敵です。ゲームを快適にプレイするにはそれなりの容量を持ったメモリが必須。足りないと、下手したらゲームが起動しないことも。
- 最低でも8GB、できれば16GB
- 配信なども行うなら32GBを視野に
ストレージはSSD一択
もはや一般的となったSSDストレージ。従来のHDDよりも何倍も高速で、読み込みをたくさん行うゲームでは必須です。快適度が段違い。
SSDにもタイプがありますが、あんまり深く考えないでOK。もちろん容量は大きければ大きいほど良いですが、ストレージは後からでも簡単に増設できます。
- 少なくとも容量が小さくてもSSD
- できれば1TB以上のSSD
大容量・効率の良い電源
高性能なCPUやグラフィックボードは電源をかなり消費します。これらの消費電力に見合ったサイズの大容量電源が必要です。
また、無駄のないように電源効率の良い電源であることも重要です。80PLUS認証と呼ばれ、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナなど各効率レベルで値段が異なります。
これはグラフィックボードの消費電力にもよるので、容量に関しては一概にこう!とは言えません。
- 650W ブロンズ以上が最低ライン
- 850W ゴールドがおすすめ
エアフローを考えたケース
ゲーミングPCのケースはサイズによって複数の種類があります。
中でもミニタワーは小さいのに高性能パーツがガッツリ乗るので人気です。
しかし、グラフィックボードから発せられる高熱を上手く逃がすためには物理的なスペースがどうしても必要になります。ですので、それなりに大きいサイズのミドルタワーが好ましい。
- 予算やスペースがないならミニタワー
- 拡張性・熱排気性能の高いミドルタワー以上がおすすめ
おすすめのパーツ選びまとめ
スペック | エントリーレベル | おすすめ |
---|---|---|
グラフィックボード | GTX 1660 SUPER | RTX 3070 |
CPU | Core i5 | Core i7 |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | SSD | SSD |
電源 | 650W ブロンズ | 850W ゴールド |
ケース | ミニタワー | ミドルタワー |
GTX 1660 SUPER 搭載モデルでも最新ゲームは十分動きます。
予算も10万円を切る値段で買えることがあるので、初めてゲーミングPCを買う方はそちらのエントリーモデルが良いかもしれません。
ゲーミングPCはどんなスペックを選ぶべき?
最低ラインとおすすめは分かったけど・・あのゲームは動かせるの?と疑問でしょう。
少なくとも60fps出れば快適。120fps出れば超快適!このように考えてOKです。
グラボごとに有名なゲームのFPSはどれだけ出るのか簡易的な表にしました。
- GALLERIAシリーズによるベンチマーク
- 1920×1080/グラフィック最高設定
- 3090のみ4Kで測定
GPU | Apex | Fornite | PUBG | Valorant | LoL | Overwatch |
---|---|---|---|---|---|---|
1660S | 105 | 93 | 171 | 89 | ||
3070 | 199 | 121 | 143 | 208 | 185 | |
3080 | 208 | 165 | 205 | 217 | 250 | |
3090(4K) | 136 | 107 | 316 | 231 | 241 |
計測し忘れてるパターンもあって若干歯抜け状態ですが概ねこのようなFPS値になります。
【2021】おすすめのゲーミングPCを紹介
ここからはおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
ドスパラのGALLERIAシリーズが安くてコスパがとても良くておすすめ。ただしスペックが高くなるほどTSUKUMOやGTuneのPCがコスパが良くなりますので、そちらもチェックです。
1位:GALLERIA XA7C-R37
CPU | Core i7-11700 |
グラボ | RTX 3070 |
チップセット | H570 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | なし |
光学ドライブ | なし |
クーラー | 空冷 |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 650W ブロンズ |
値段(税込) | 229,980円 |
コスパ抜群の強力な RTX 3070 を搭載したガレリアのモデル。
フロントパネルの縁が光るケースが採用されていて、ちょっとしたアクセントにもなっているのが良いですね。
メモリの16GBと必要十分な容量で、SSDは高速な1TBのNVMeタイプ。
ドスパラは出荷のスピードがめちゃくちゃ速いので、速く欲しい人はその点も加味しましょう。
2位:G-GEAR GA7J-F211/T
CPU | Core i7-11700 |
グラボ | RTX 3070 |
チップセット | H570 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | なし |
クーラー | 空冷 |
光学ドライブ | DVD |
タワー | ミドルタワー |
電源 | 750W ゴールド |
値段(税込) | 228,300円 |
TSUKUMOから発売されているインテルCPU+RTX3070搭載モデル。
基本的な性能を抑えつつ、3070搭載としては値段が安めでコスパが良いです。
こちらの基本構成スペックは3060となっていますので、3070搭載モデルを選択肢から選ぶようにしてください。
3位:G-GEAR GA5J-D211/T
CPU | Core i5-11400 |
グラボ | RTX 3060 |
チップセット | H470 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
HDD | なし |
光学ドライブ | DVD |
クーラー | 空冷 |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 750W ゴールド |
値段(税込) | 169,800円 |
TSUKUMOの RTX 3060 搭載モデルで、3070に比べるとちょっと安く購入できます。
メモリもSSDも申し分なし。HDDがついてきても嬉しかったかもしれませんが、簡単に増設できるのでそこまでマイナスポイントでもありません。地味にDVDドライブがついてくるので、欲しい人には嬉しいですね。
4位:G-Tune XN-A
CPU | Ryzen 7 3800XT |
グラボ | RTX 3080 |
チップセット | X570 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
HDD | 2TB |
光学ドライブ | なし |
クーラー | 水冷 |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 800W TITANIUM |
値段(税込) | 241,780円 |
G-Tuneから発売されている、超強力なグラボ RTX 3080 を搭載した高性能モデル。最強という位置づけのはずである3090が微妙なため、現状最もコスパの良いのが3080モデルとなります。
グラボだけ高性能な極端構成ではなく、クーラーは水冷、メモリやSSDの容量もほどほどあって、HDDが2TBつくので全体的なパーツのクオリティが高くなっています。
G-Tuneはサポートも非常に手厚いので、初心者にもおすすめできるブランドです。
5位:GALLERIA RM5C-G60
CPU | Ryzen 5 3500 |
グラボ | GTX 1660 |
チップセット | A520 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
HDD | なし |
光学ドライブ | なし |
タワー | ミニタワー |
電源 | 550W ブロンズ |
値段(税込) | 119,980円 |
ドスパラの中でもかなり安価なエントリーモデル。税込みで10万円強という低価格で、予算を抑えたい人には最適です。
GTX 1660 を搭載しています。最新のゲームを高画質で240Hzでゴリゴリ動かすみたいなことはできません。画質を抑えればゲームによっては144Hz近くでも動かせます。
ミニタワーなのでコンパクトさも魅力。メモリやSSDの容量も地味に良くて、コスパ的にかなり素晴らしいモデルです。
まとめ
ブランド | モデル | CPU | グラボ | チップセット | メモリ | SSD | HDD | 光学ドライブ | クーラー | ケース | 電源 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GALLERIA | XA7C-R37 | Core i7-11700 | RTX 3070 | H570 | 16GB | 1TB | なし | なし | 空冷 | ミドルタワー | 650W ブロンズ | 229,980円 |
G-GEAR | GA7J-F211/T | Core i7-11700 | RTX 3070 | H570 | 16GB | 500GB | なし | DVD | 空冷 | ミドルタワー | 750W ゴールド | 228,300円 |
G-GEAR | GA5J-D211/T | Core i5-11400 | RTX 3060 | H470 | 16GB | 500GB | なし | DVD | 空冷 | ミドルタワー | 750W ゴールド | 169,800円 |
G-Tune | XN-A | Ryzen 7 3800XT | RTX 3080 | X570 | 16GB | 512GB | 2TB | なし | 水冷 | ミドルタワー | 800W TITANIUM | 241,780円 |
GALLERIA | RM5R-G60 | Ryzen 5 3500 | GTX 1660 | A520 | 16GB | 512GB | なし | なし | 空冷 | ミニタワー | 550W ブロンズ | 119,980円 |
パーツの選び方と、おすすめのゲーミングPCを紹介しました。
最も安くて高性能な構成は基本的にセールで販売されます。セールは常に何かしら開催されていることが多いので、まずは各社のセールページを確認してみると良いでしょう。