
ATK Blazing Sky PHANTOM レビュー

ATK Blazing Sky Phantomをレビューしていきます。
提供: ATK GEAR
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こいつは、もう
まごうことなきfinalmouse ULX…”系”マウス。露骨なまでにシェイプもモチーフも似ている。

これは影響を受けたという穏当な言い方では少し足りないとまで言えよう。
最初はレビューするつもりなかったんだけど、finalmouseのSLX発送があまりに遅すぎて辟易したのでもらうことにした。
実際触ってみると、地味に異なる点がそこそこあるし、完全なクローンというわけでもない。まぁ見た目はちょっとな…ってレベルだけども。
ULXがもう手に入らない今、代替品として面白いのではないか?という話です。
本当はDuneが欲しかったけど青も悪くない

最初に欲しかったのは砂色っぽい、少しくすんだカラーのDuneだったんだよね。
さらっとXとか見てたら結構人気っぽくて、売り切れてました。
そこで選んだのがめっちゃメタリックブルーなVerge。欲しいカラーがないなら、無難な黒か白に落ち着かずにfinalmouseも出してなかった尖った色にしちゃうぜ。
とか思ったんだけどよくよく考えたらPoseidonっていう美しいブルーモデルがあってだな。ULXじゃないんだけど。
届いた実物を触ってみると思ったより悪くない。
ガンガンな明るいブルーというよりも少しくすんだ、鈍色がかったブルー。
横の太陽のようなグラフィックは少し騒がしいんだけど、まぁいい。
サイズ感はULX Mをほんの少し小型化したか

ATK Phantomの寸法は119.7×62.5×37.3mm。
実はULXのMサイズよりわずかに短く、Sサイズほど小さくないというサイズとなっています。
後ろはそこまで変わらないんだけど、前側だけ少し詰めたような感覚があります。1~2mmくらい。
シルエットとしては当然かなりULXの血統。
そもそもULX自体が、万人向けと言うには少し小さいので、手が大きい人にはちょっと扱いにくいんじゃないかな。つまみ持ち向けだろうなって形状ですね。
ULXのMサイズが好きだった人なら問題なし。
ビルドクオリティは悪くないぞ
全体的にビルドクオリティは悪くないです。私の個体では、と付け加えなきゃいけないかもしれないけど。個体差はあるようですね。

ULXで昔からちょっと言われていたのが、トップシェル横側の弱さ。押すと、わりと簡単に凹むんだけど、実際のところゲーム中にそこを押すことってまずないので実害はありません。まぁちょっと気になるってくらい。
Phantomはそこをかなりきっちり修正したきた形で、強めに押してもULXよりも遥かに硬い。簡単には沈みこみません。トップシェルのハニカム部分が二層構造みたいになってるのでそのおかげかもしれないけど、トレードオフもあると。
48g。まぁちょっと重いわね
これがトレードオフ。

普通に考えれば割と軽い方なんだけどね。

この通りULXは38.9gなんですよ。ソールをドーナツタイプに変えてるので誤差はあるんですけど、約10gちょい重い。結構違うぜこれは。
持ち上げるとしっかり重力を感じるというか、明確に重いなーと思っちゃうんですよ。まぁこれは慣れちゃえば別に気にならなくなるとは思うんだけど。
それよりも問題だなと思ったのは、公式表記が43±3gであること。いや嘘やろそれは。
と思ったら※ソールなしの話。まぁでかソールだからトータル2.6gだとしてだよ。それでもプラス側に最大振ったところに着地してんじゃんっていう。
こういうすぐバレるマーケティングしちゃいかんよ。別にいいじゃん48±2gソール込みで。
中身はむしろULXより新しい

センサーやMCUは最新世代へ更新されているので、このあたりはスペック的には強めか。
最後期のULX Frostlordと比べてもPhantomのほうが新しいからね。
デザインは似ていると言ってもやはりオリジナルのULXの方が上かなーって思うんだけどね、剛性や内部パーツ、クリック感などまで含めると、Phantomには後発なりの強みはあるかなと。
ソールはよろしくない

デカソールが貼られてくるんですが、スピード感がもたついていてスローダウンします。
サードパーティ製に付け替えるのが吉。
みんな大好きオムロンオプティカル

メインクリックも悪くないです。私は個人的にはあまり得意としていないオムロンオプティカルに変更されています。
ただ、本当に私個人があんまりってだけで、世間的には超人気スイッチ。
まぁ…私が好きじゃなかったのって初期のクリック実装が微妙だったマウスたちのことで、Phantomは上手く実装できてます。普通に良いと思う。
クリック音は高め、反発も強め、ストローク短めではっきりしたクリック感。
一方ULXはプリ・ポストトラベル多めの少しふわっとしたクリックなので、どちらが好きかは十人十色。
サイドボタンは出しゃばらない形

サイドボタンはちょっと面白いですよ。手前側のボタン5が細身になっていて、親指を側面へ沿わせたときに必要以上に主張してこない形状をしています。これはULXとは全然違う形状。
サイドボタンって、押しやすくしようとして大きくすると、今度は握ったときに常に触れちゃうみたいなジレンマもあって。逆に触れてたいんだがって人ももちろんいるとは思いますが、このPhantomは明確に親指を避けるような形に設計されています。
クリックはそれなり、おもちゃっぽいというほどではなく、クリスピーというわけでもなく、普通というか。
ホイールは低く沈んでる


ホイールは瓜二つ、されど同じにあらず…。
ホイールそのものは、ULXと全く一緒です。かなり近い、というか多分同じ部品だろっていう感じ。
このタイプは滑り止めが効かないので滑りやすく、昔からちょっと文句言われてたやつだと思いますが、これ同じの使うのはちょっと不思議ですね。ここまでは一緒なんですが、ホイールの飛び出し具合が全然違うんです。
ULXよりもかなり低く、クリックの隙間に埋まっちゃいそうなレベルでとてもお淑やかな飛び出し方をしています。
これを回しやすいと思う人もいるだろうし、ちゃんとホイールは主張してほしいっていう人には物足りないと思います。
でも回した感触はPhantomのほうがノッチ感がしっかりしていて、ULXのスルスルよりも分かりやすいです。
オトクな買い方は…
このマウス、日本のAmazonでも売っているんですが、記事投稿時点の情報では公式サイトで買ったほうが安いです。
上記リンク経由でアイテムをカートに入れてお支払いまで進むと、ディスカウントが適用されます。されるはず。
さらにクーポンコードで「GAMEGEEK」と入れてもらうとさらに5%くらい引かれる。
ULXは店頭から消えつつある

ふもっふのおみせを見ると、ULXはもう全部売り切れています。これは常に毎回別カラーを出す限定品なので、再生産は行われません。つまりもう入荷の見込みはかなり薄いということ。
finalmouseもULXからSLXへと移行しましたから、ULXは旧世代となったわけ。
そうなるとPhantomの捉え方もちょっと変わるなと思っていて。
ULXが欲しかったけど買えなかった人。価格を見て冷静になった人。ビルドクオリティの評判を見て財布を閉じた人。あるいは、今ULXを知り、どんなマウスなの?と興味を持った人。
Phantomは、その人たちにとって購入しやすい選択肢となりました。
どこまでいってもクローン系マウスではありますが、そのオリジナルがもう買えない以上いまPhantomが候補者になっていることは疑いようがない。
正直、ULXの強みは軽さでもあったので、48gは惜しい。ここは明確に違うということを理解しておいて欲しい。私は軽いマウス好きなのでなおさら。
ただ、今からULX系を触ってみたいなら、ATK Phantomはアリです。












