MENU
ゲームギーク
デバイスレビュアー
ゲーミングデバイスレビューをする「GameGeek」の管理人。トータルで180個くらいはレビューしてきました。レビューなどの依頼はお問い合わせかツイッターまで

Amazfit T-REX2 レビュー

Amazfit T-REX2 レビュー

スマートウォッチはApple Watchを愛用していたゲームギークです。

それより以前は時計自体していなかったのですが、顔認証なしでiPhoneのロック解除できたら最高だからといってApple Watch Series 7でスマートウォッチデビューしました。

最近では時計に慣れてきて、外出時につけないことはなくなるほどにまでなりました。

今回はApple Watch…ではなく、山登りやスポーツを始め、アウトドアに特化したGPS付きのタフネススマートウォッチAmazfit T-REX2をレビューしていきます。

普段ゲームばかりやってる引きこもり気味な私に一体どんなご利益があるんだ…と私自身思いましたが、Apple Watchと比べてみたり、本格アウトドア派じゃない人でも買う価値があるのか?見ていきたいと思います。

タップできるもくじ

Amazfit T-REX2の概要

Amazfit T-REX2は軍用規格の超タフな設計で、耐衝撃、耐熱性、耐寒性、耐湿性など、どれをとっても頑丈なタフネススマートウォッチです。

実験で最高高度34,442メートル、-64℃の低温、時速180マイル以上の速度に耐えさせて遥か宇宙まで飛ばしたけど無事帰ってきたらしいです。

タフさだけではなく見やすい液晶、豊富な文字盤やアプリの数々、さらにはヘルスケアにとても力を入れています。

最大5つのGPSを活用できるため、高精度な測位によってルートを記録するといったランニングを始めハードな山登りまで対応します。

アマズフィット(Amazfit)
¥32,200 (2024/04/30 15:54時点 | Amazon調べ)

Amazfit T-REX2の外観

カラーは4種類あります。

私が持ってるのはエンバーブラックという黒ベースに赤が差し色となったモデル。

素材はポリマー合金です。

スマートウォッチは、Appleのしか使ってこなかったのでちょっと偏見あるかもしれませんが、すごく普通の時計っぽいデザインですよね。

私は近未来っぽいデザインよりもこっちのオーソドックスな方が断然好きです。ちょこっとゴツイ気もするけど。

4つのボタンがあり、それぞれアップ、ダウン、選択、戻るです。

当然タッチパネルなので画面触っても操作できるんですけど、手が濡れていたり、グローブしてると反応が鈍くなりますから、そんな時でも問題なく使えるのが強み。

シリコン製リストバンドは伸縮性があって穴もかなり多いため、手首にぴったりフィットさせられます。着け心地はとても良いです。

Amazfit T-REX2の性能

ここからはAmazfit T-REX2を使ってみて感じた性能の良し悪しについて見ていきます。

視認性の良いクッキリディスプレイ

液晶は解像度高めで綺麗です。AMOLEDの1.39インチで、解像度は454×454ピクセル、326PPI

1000nitなので結構明るく、日中での視認性はこれくらい。日向で西日が直接入ってきても見えます。日陰なら全く問題ないですし、夜には煌々と光ります。

文字盤を長押しすると最初からいくつか文字盤がインストールされており、そこから気に入ったものを選べます。また、アプリで検索すると200種類以上ものクオリティが高い文字盤を選べます

気に入った文字盤を10個くらいダウンロードしてたまに入れ替えてますが、どれも洒落ていて良いです。

時計本体にはZepp OSってOSを搭載してるんですが、動きはヌルヌルというほどまでではないですが、全くストレスないレベルでスムーズに動きます。

アプリによる設定

アプリはZeppというものをインストールして時計と同期させます。

T-REX2本体でもヘルス系の情報は見られますが、このアプリでも網羅されており、大きな画面で見た方が分かりやすいですね。

時計自体の細かい設定もできます。

超ロングバッテリーライフ

本機は500mAhのバッテリーを搭載しており、かなり長寿命なのが特徴です。

公式が出している情報によると、普通に使う分にはなんと最大24日間で、省電力なら45日間となっています。GPSの精度とか、オート運動検知オンにしているかなどを始め、機能をどれだけ使うかで大きく左右されます。

最初の数日間はほとんど設定をいじらずデフォルトで使ってみました。開封してからすぐにフル充電して一回も充電かけてませんが、1日に数%くらいしか減っていませんでした。

毎日充電器に載せる必要がないため極めて快適です。

GPSを使うのはかなりバッテリー消費するみたいで、登山した時とかずっとGPSつけっぱでしょうから、そういう時は充電できるようにケーブル持って行った方が良いかもしれません。日常的に使う分には持ち歩かなくてもいいなって思いました。

ちなみにこんな感じの充電コネクタをくっつけて充電します。

めちゃくちゃ充電してる感じ出しますね。

高精度GPS機能

本機では5つのGPSを利用可能で、精度も前作に比べると飛躍的に向上しているようです。デュアルバンドとか省エネとか色々選べます。

自動計測をオンにしておけば、時計がアクティビティを検知すると勝手に起動してルートなどを記録してくれます。

なんですけど、見返してみると反応精度はイマイチかなー。なんかよく分からんところでスタートして変なところで終わってます。たまに良いやつもあるけど。

ちゃんと計りたければ手動で計測ですね。ただしGPS精度は結構良さそうで、確かにこの路地歩いたな…ってなりました。

本当はマップも表示できますがここでは切ってます

登山とかようにルートインポートとかナビゲーションシステムが追加されてるんですけど、私はまだ使いこなせてません。山行ったら試して見ます。

てか運動モード、すごい種類あるんですよ。ダンスとか見てみてもすごい数。超マイナーでもなければ見つかりそうです。

耐水性はバッチリ

もちろんタフネスウォッチなので、これをつけたまま水泳しても大丈夫とか。

何度も水洗いしていますが、全然大丈夫そうです。シリコンバンドだから乾くのも早くて助かります。夏場とか汗かきがちだからありがたいですね。

気合の入った健康管理機能

健康管理機能も豊富に用意されています。

心拍数、血中酸素、ストレス値、呼吸速度、PAIなど。

PAIは心拍数を元にした運動指標らしく、私は全然運動してないのでガタガタ。

さらに睡眠中の記録もとってくれます。私寝る時は時計外す派なんですけど、一回試しに寝て見たらちゃんと計測されてました。

実は深い眠りが短すぎてほぼ浅いみたいな、面白い発見はありますね。

ワンタップで測定っていうのを起動して1分弱ほど待っていると、一気に全ての項目を検査してくれるので手軽かつストレスなく計測できます。

これらは時計本体でも確認できますし、アプリで見ることもできます。

その他にも機能は山盛り

電話の通話・応答は非対応ですけど、メールがきたり電話がきたり、LINEとかでもブーブーと通知くるんで、設定しておけばいい感じです。

他にも気圧計やらコンパス、アプリストアに行けばいろんなアプリDLできるし、色々と充実してます。

個人的に好きなのはコンパスで、行きたい方角は分かってるけど今どっち向いてるのかわからないときあるじゃないですか。スマホでマップ出すよりもコンパス見た方が分かりやすい時があって、そのときは助かってます。

持ち上げたときの時計表示時間だけ延ばしたい

1つ設定として気になったのはあれ、手首を返すと自動で液晶がつく機能あるじゃないですか。

あれは表示時間の設定ができなくて、5秒経つと消えちゃいます

それとT-REX2は手首を上げただけじゃ反応してくれないですね。どうしても手首をひねらないとダメ。この辺はApple watchの方が感度良いかも?

ちゃんと時計を見たかったら横にあるボタンを押すとか画面をタップしないといけません。

この持ち上げた時の表示時間だけ延長できたらなと思いますが、常時表示をオンにすることで一定時間後も一部表示、もしくは設定によって他の時計画面を常に表示してくれます。

別の時計画面を常時表示させてみた

ただこれバッテリー消費がだいぶ速くなってしまうのがネック。夜中6時間くらいで4〜5%くらい減ったので、オフ時と比べると相当違います。

普段はオフが推奨ですが、細かく時間をカスタムできるので自分なりに調整すると良いでしょう。

その他の注意点

個人的には使わないのであまりデメリットとは思っていないんですが、使いたい人にとってはないと微妙に感じる機能がいくつかあります。

まず電子マネーなどの決済機能が搭載されていません。つまり、PASMOやSUICAも使えません。改札を通るのにスマートウォッチを普段使っている人はスマホ本体で行うなど別の方法に頼る必要が出てきます。

次に、内部ストレージがないため音楽などを保存しておけません。時計だけでランニングしたい場合などに、音楽サービスへのサブスクとネット環境が必須になってしまいます。

まとめ

Amazfit T-REX2
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 超タフな設計
  • 視認性の良いAMOLED画面
  • オーソドックスなデザイン
  • 200種類以上から選べる文字盤
  • バッテリー寿命が超長い
  • 高精度GPS機能
  • 健康管理機能が充実
  • その他の機能も山盛り
デメリット
  • 持ち上げたときの表示時間設定
  • 手首持ち上げ時のディスプレイ反応がやや悪い
  • 決済機能なしなため交通系も使えず
  • 内部ストレージなしなので音楽保存できず

やっぱアップルのエコシステムに取り込まれてる人間としてはApple Watchしてたから携帯のロック解除できるの結構でかいんですよね。最初はむしろそれが欲しいがためにウォッチ買ったまであります。

T-REX2に関してはそこはやはり諦めざるを得ませんが価格はApple Watchと比べると比較的安いし、見た目も旧来の時計感があって好きな人多いんじゃないかな。

そもそも使用目的もちょっと違いますからね。タフネスウォッチはインドア派の私にはほとんど頑丈さは意味ないんですが、たまには山登ったりするし、そういう時に備えあれば憂いなしです。GPS機能ありがたいし。

間違いなくアウトドアな人にはおすすめですが、見た目が気に入った人はインドア派でもありですよね。ていうかふつうにめっちゃ良いですこれ。

というわけでAmazfit T-REX 2のレビューでした。

Amazfit T-REX2 レビュー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
タップできるもくじ