DXRacerゲーミングチェアDXR-BKNを使って2年経ったので振り返りレビュー
DXRacerゲーミングチェア「DXR-BKN」を購入・使用し始めてから2年が経ったので、実際どうなんだろうということを振り返りながらレビューします。
使っている上で気に入った点はもちろん、対策が必要だったなと思った点についても触れていきます。
DXRacerについて
世界的に有名なゲーミングチェアブランド。
2001年創業当初はスポーツカー向けのシートを販売していましたが、2006年からeSports業界へ参入しゲーマー向けのオリジナルゲーミングチェアを初めて販売し始めました。
- Natus Vincere
- Ninjas in Pyjamas
- SK Telecom
上記有名プロチームをスポンサーしており、さらに有名ストリーマーも多数スポンサーしています。
DXRacerのゲーミングチェア DXR-BKNを2年使ってみて
私が使用しているのはファブリック生地タイプのDXR-BKNです。
先に結論から言うと「本気で買って良かった」。
それまではパイプ椅子レベルの椅子を使っていましたが、DXRacerは座り心地・リクライニング・フィット感が抜群にいいです。
私は平日でも仕事から帰ったら5時間くらい、休みなんて丸一日座っていることが多く、もはや椅子と机のスペースだけあれば生きていけるんじゃないかという生活を送っています。
それだけヘビーに使っているけれど、2年経った今でもどこか壊れたということはありません。
こんな快適かつ堅牢なゲーミングチェアが3万円で買えるなんてすごいコスパだと思います。決して高い買い物ではありません。
DXRacerの最高な点
- 良かったところ
-
- 座り心地が良く、全く疲れない
- 色んな態勢がとれる
- 可動式アームレストで腕が疲れない
- リクライニング幅が広く快適
- 畳でも大丈夫
- 組み立てはやや大変だけど問題ない
座り心地が良く、全く疲れない
椅子を選ぶときの1番のポイントは座り心地ですよね。DXRacerならその点全く心配いりません。すごく快適です。
高密度・高反発のウレタンフォームで出来ており、座った時のフィット感は抜群です。硬すぎず沈み込みすぎず、絶妙な感触です。座面の布地は通気性もよく、夏でも蒸れません。
背もたれは高く設計されているので、体をしっかり預けることができます。腰を支えるマクラもあるので隙間ができず、長時間座っていても疲れません。
ストリーマーがたまに24時間マラソン配信とかやってますけど、普通の椅子でやってたら体がバキバキになって途中でギブアップしてますよ。ゲーミングチェアの為せる技です。
色んな態勢がとれる
座面の奥行きは44cm、横幅は38cmですが、あぐらが結構快適にかけちゃいます。体格によって個人差はあると思いますけど。
長時間同じ体勢で座っているとさすがに体が硬くなるので、定期的に体勢を動かしますよね。そんな時にあぐらが楽にかけるってありがたい。フィット感も悪くないんです。
そして更に!深く腰掛けても座り心地が良いんです。ソファに深くもたれかかったような状態。
その態勢ができるのはコントローラーでプレイする時くらいですが、そんな深くもたれた態勢が許されるなんて嬉しいですよね。
可動式アームレストで腕が疲れない
付属のレバーを押すだけで簡単に上下できる可動式アームレストです。座面の高さとアームレストの高さを机の高さに調節すれば快適にゲームできます。
以前の椅子に座っていた時は両肘が浮いていたので非常に疲れました。
机のギリギリ手前にキーボードやマウスを置いても、アームレストに肘を置いたまま使用できるので腕への負担が少ないです。
リクライニングの幅が広くて快適
リクライニングの幅はかなり広く、135度までたおせます。また、座面ロッキング機能といってゆりかごのように15度動かせます。これが意外と心地良い。
足をのせられるオットマンがあれば寝られます。なくても仮眠くらいはできます。ちょっと疲れたな~と思ったらリクライニングを倒して休憩。私はどうしても眠くなったらベッドに行く派ですが、何度かゲーム中に寝落ちしたことがあります。案外快適。
畳でも大丈夫
買った当初はフローリングの部屋にゲーミングチェアを置いていました。フローリングならキャスターで楽に移動できるし最強です。
しかし今は巡り巡って畳の部屋がゲーム部屋に。そのまま置くと畳が傷つきそうだったので、マットを敷いて上に置くことにしました。
フローリングの時ほど気兼ねなくキャスターで動き回ることは出来なくなりましたが、マットの上に置いて使う分には畳上でも全く問題ありません。体重にもよるかもしれないけど、1年くらい使っても凹みとかなし。
うち畳だからなぁ・・と不安に思っている方もいるでしょうが、問題ないから買っちゃってOK!
組み立てはやや大変だけど問題ない
組み立てに関しては実はあんまり覚えていないのですが、自分1人でゆっくり1時間弱くらいで組み上げたような気がします。そんなにややこしい組み立てではありません。
座面や背もたれを乗せる時は少し大変ですが、2人いなきゃ無理!というような難易度ではないです。自信がなければ知り合いを呼んで缶ジュースでも奢ってあげましょう。
DXRacerの対策が必要な点
もちろん良いことずくめというわけはいかず、対策が必要な点もいくつかあります。
- イマイチなところ
-
- ゴミやホコリが溜まる
- 座面が汚れる
- ある程度のスペースは必要
ゴミやホコリが溜まる
ファブリック(布地)タイプの椅子だと、ゲーミングチェアの表面はもちろん付属の枕系にも毛玉がつきます。
また、リクライニング機構などの剥き出しの関節部分にはホコリがかなり溜まるので、定期的な掃除が必要です。
奥までホコリが溜まることもあるので、最初はホウキタイプで履いてから次にウェットティッシュや濡らしたタオルで拭きましょう。
こういった汚れが嫌な人は生地がPUソフトレザー版「DXZ-RDN」の購入を検討するのも良いかもしれません。
座面が汚れる
座っている時間がどうしても長いので、ファブリックタイプの椅子だとだんだん服が擦れて汚れていきます。
座面が広いためあぐらが楽にかけると先に言いましたが、私の場合はあぐらをかきすぎて足の跡が残ってしまいました。ゴシゴシ拭き掃除してもとれない・・。
そんな状況を未然に防ぐためには、タオルやらなんでもいいので布をカバーがわりにかけておきましょう。低反発クッションが好きでしたらそれを上に敷いても良いです。
ある程度のスペースは必要
やはりコンパクトな座るだけの椅子に比べると、座面も広い・背もたれは高い・リクライニングの幅も欲しい、とゲーミングチェアを置くにはそれなりのスペースが必要です。
とは言いましたがそんな大袈裟に必要というわけじゃないので、リクライニングをある程度諦めれば奥行きはそんなにいりません。
部屋が狭い上に荷物が沢山あって厳しい・・という方もいるかもしれませんが、ゲーミングチェアは経験したらもう戻れない最高の椅子だと思っているので断捨離してなんとかスペースを確保しましょう。
まとめ:DXR-BKNを2年使って
DXRacerを2年使った上で感じた良かった点や対策が必要な点について書きました。
- 良かったところ
-
- 座り心地が良く全く疲れない
- 色んな態勢がとれる
- 可動式アームレストで腕が疲れない
- リクライニング幅が広く快適
- 畳でも大丈夫
- 組み立てはやや大変だけど問題ない
- イマイチなところ
-
- ゴミやホコリが溜まる
- 座面が汚れる
- ある程度のスペースは必要
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
DXRacerゲーミングチェアを使ったらもう元の普通の椅子には戻れなくなりますよ。