
G-Wolves Warg / HTS Plus Pro レビュー

G-Wolvesの新作マウス、WargとHTS Plus Proをレビューしていきます。
どちらもHTS Plus系のシェイプを採用した約30gの超軽量マウスですが、本質的に狙っている方向はかなり違います。
Wargはシェイプをつかみ持ち寄りに変更した独特な形状にSPDTスイッチ搭載。一方のHTS Plus Proは見慣れたHTS Plusの形状ながら、クリックの入力位置を変更できるTMRスイッチを搭載しています。
今回は2機種を実際に使いながら、形状やクリックの違いを比較しました。メインは動画ですので、そちらをご覧いただければ!
提供: G-Wolves
タップできるもくじ
動画で見てみる
G-Wolves Wargはかなり攻めたつかみ持ちシェイプ

WargとHTS Plus Proの公称サイズはどちらも117 x 61 x 40mm。
数字上はHTS Plus Proと同じですが、トップからフロントへ向かうマウスボタン周りの形状がかなり違います。
Wargはトップからマウスボタン方向にかけて鋭角に落ちており、持つと指の第2関節付近にしっかり角が接触するイメージ。さらにメインボタン中央がかなりくぼんでいるため、指を伸ばして乗せるというより、しっかり曲げたつかみ持ちとの相性が良さそうでした。
HTS Plus Proと比較すると、形状的に違いが大きいのは上記ですが、動画では2台をフェードしながら比較していますので幾分分かりやすいかと思います。
さらにもう1つの違いとして、クリックにはSPDT(Single Pole Double Throw)スイッチを採用しています。
一般的なメカニカルスイッチが、板バネを押し込んで接点に触れたところで入力を検知するのに対し、Wargでは板バネが上側の接点から離れた時点で入力を検知します。G-Wolvesによると、これによって一般的なスイッチより最大約30ms早く入力できるとのこと。
同様の仕組みは、Endgame Gearのモデルでも使われています。というかそっちが先なはずだね。
HTS Plus ProはTMRスイッチが面白い

HTS Plus Proで面白いのはTMRスイッチ。
基本的な形状は通常のHTS Plus Proシリーズを踏襲しているため、本作の大きな違いはこのスイッチ部分になります。
最初に触ったときは、やや強めにクリックすると反応しますが、軽くクリックすると入力されず。まさかスイッチ壊れてる?と思ったほど。私が事前情報なしで触ってたからなんですが、よくよく説明書きを見るとTMRスイッチと書いてあってなるほどなと…。
Webドライバーからトリガーポイントを変更すると挙動が一変します。
入力位置は20段階で調整可能。浅くすると、物理的にカチッとクリックするより前のプリトラベル部分でも入力できます。ちょっとなでるように押し込むだけで反応させることもできます。
私は4付近が物理クリックとほぼ同期する感覚で、3ならクリック音よりわずかに早く入力される印象でした。1~2まで浅くすると少ない押し込みで反応する一方、誤入力もしやすくなります。ただしこれは室温などにも影響されると思います。私は別日に触ったら今度は5が同期する感覚になったので。
普通のマイクロスイッチに近いクリック感を残しながら、入力位置だけを動かせる。これはLogicoolやDRUNKDEERで採用している磁気スイッチとはまた違った感触で、かなり面白いです。
本当はfinalmouseがSLXでこのスイッチを導入していたのですが、全然届かないんでこっちが先になっちゃいましたよ。
Rapid Trigger設定は有線接続しないとウェブドライバーに表示されません。それは頼むから書いておいてくれ…。
どちらも実測30g
センサーは両モデルともPAW3955、MCUはNordic 54Lを搭載。
実測重量はWarg、HTS Plus Proともにちょうど30gでした。
公称重量はWargが約28.9g、HTS Plus Proが約28gなので今回の個体はわずかに重めでしたが、それでも手に取るとモックアップかと思うほど軽いです。一応黒がもっとも軽く、他のカラーはちょい重くなるみたいです。
コーティングは普通。あんまりかな。
価格はWargが149ドル、HTS Plus Proが159ドル。決して安くはありませんが、Wargはシェイプ、HTS Plus ProはTMRスイッチと、どちらも今のG-Wolvesらしい尖った要素を持っています。
2機種の形状比較や実際のクリック感についてはもっと詳しく喋ってますので、ぜひ動画で確認してみてください。












