
Aeperion Shimo Quartz レビュー

Aeperion初のガラスマウスパッド SHIMO Quartz をレビューしました。
ラバーベース込みで約2.7mmという薄さに加え、滑走速度はかなり速め。
さらに、微細な凹凸による独特なフィードバックを持つガラスパッドです。
付属する3種類のマウスソールによって滑りが大きく変化するため、組み合わせを試す楽しさもあります。
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スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 490×420mm |
| 全体の厚さ | 実測約2.7mm |
| ガラス基板 | 公称1.5mm / 実測約1.7mm |
| 表面加工 | マイクロエッチング / Crystal Veil |
| エッジ | 2.5D加工 |
| ベース | フルラバーベース |
| 価格 | 129ドル |
| 初回生産 | 1,000枚 |
パッケージと付属品
Aeperionはパッケージや付属品にも力を入れているブランドですが、今回も豪華。
ガッチリとした大きめのケースに収納されていますが、持ってみると本当にガラスパッドが入っているのか不安になるくらい軽量でした。
付属品
- シリアル入りメタル製オーナーシップカード
- アルコールパッドx2
- グリップテープx2種類
- クリーニングクロス
- Shimo Whiteソールx16
- Shimo Silverソールx20
- Shimo Blackソールx20
アニメ調のイラストデザイン
前回発売されたCordierite、Quartz、Chrysoliteは、比較的シンプルでミニマルなデザインでした。
それに対して、SHIMO Quartzには白を基調としたアニメ調のキャラクターが大きく描かれています。
イラスト自体はきれいですが、デザインの好みは分かれそうかな。
私はどちらかというと、アニメ系ではないシンプルなデザインの方が好み。
Aeperionとしてはミニマルな製品だけでなく、こうしたクリエイティブな方向にも展開していくという意思表明です。
右上には初回生産分のナンバリング、右下にはAeperionのロゴが入っています。
約2.7mmの薄型ガラスパッド
ラバーベース込みの厚さは、実測で約2.7mm。
公式ではガラス基板が1.5mmとされていますが、実際に測った限りでは1.7mm前後でした。
一般的な布製マウスパッドよりも薄いため、デスクとの段差を感じにくいのがメリットです。
ただし、この薄さだと取り扱いには少し気を使った方がよさげかも。
以前、同程度の薄さを持つガラスパッドを耐久テストして、レビュー前にバキバキに割ったことがありますので…。
エッジには2.5D加工が施されており、端を緩やかに研磨することで、腕や手首が当たった際の痛みを軽減しています。
表面はザラついている一方、エッジ部分は滑らかでツルツルとした感触です。
防滑性の高いオリジナルベース
底面には、本製品専用のラバーベースが採用されています。
防滑性は非常に高く、デスク上ではほとんど動きません。
グレー系のカラーなので、ホコリや汚れが比較的目立ちにくそうなのも好印象です。
ザラつきの強い独特な表面
SHIMO Quartzで最も特徴的なのが、表面のテクスチャ。
一般的なスムーズ系ガラスパッドとは異なり、触ったときにもマウスを滑らせたときにも非常に細かい凹凸を感じます。
表面には微細なエッチング加工と、Crystal Veilと呼ばれる独自の表面処理が施されています。
マウスを動かすと、ガラスらしい硬質な感触とザラつきがダイレクトに伝わってきます。
その分、滑走音は比較的大きめ。
滑走速度はかなり速く、私が所有しているガラスパッドの中では最も速く感じました。
ただし、単にツルツルと滑るだけではありません。
バター系のガラスパッドでは、マウスが浮いているように滑り、どこを操作しているのか分かりにくくなることがあります。
SHIMO Quartzは速いながらも、表面のフィードバックが強いため、マウスを自分でコントロールしている感覚を維持しやすく仕上げられています。
なお、肌が乾燥している状態では問題ありませんが、汗や湿気で腕がしっとりしてくるとブレーキがかかります。
このあたりはガラスパッド共通の弱点なので、必要に応じてアームカバーを使うのがおすすめ。
付属する3種類のマウスソールを比較
SHIMO Quartzは、使用するマウスソールによって滑りが変化します。
今回はLogicoolのマウスに、ソールを簡単に交換できるQSBSスワップシステムを取り付け、同じ条件で比較しました。
Shimo White
白いドーナツ型のPTFEソール。
付属する3種類の中では最も速く、表面のテクスチャも強く伝わってきます。滑走音もかなり大きめ。
とにかく速さを求める場合には合いますが、ザラつきと音の大きさを考えると、個人的には得られるスピードとのトレードオフがあまり成立していないと感じました。
私はこのソールは封印してます。
Shimo Silver
静音性を重視したシルバーのソール。
滑りはスムーズで、SHIMO Quartzらしい速さを維持しながら滑走音をしっかり抑えられます。
速さ、安定感、静音性のバランスがよく、個人的にはこのソールが最もSHIMO Quartzのよさを引き出せると感じました。
Unusual Way SportsのCapsule Cyanも、どちらかといえば傾向としてはShimo Silverに近い印象です。
ドットソールより接地面が広いため、少し安定した滑りになります。
Shimo Black
最もコントロール寄りのソール。
ストッピングしやすくなりますが、ガチガチに遅くなるわけではありません。
滑走全体が一段階遅くなるような変化で、SHIMO Quartzが持つ軽い初動やマイクロコントロールのしやすさは残っています。
SHIMO Quartzの滑りが速すぎると感じた場合は、このソールから試してみるとよいでしょう。
付属ソールだけでもかなりフィーリングが変わるため、まずはShimo SilverとShimo Blackを使い比べ、好みの速度を探すのがおすすめです。
手持ちのガラスパッドと比較
SHIMO Quartzを、手元にある4種類のガラスパッドと比較しました。
| 製品 | スピード | 表面の特徴 |
|---|---|---|
| SHIMO Quartz | 非常に速い | ザラつきがかなり強い |
| Pulsar Superglide 2 | SHIMOより遅め | SHIMOより滑らか |
| WALLHACK SP-004 | コントロール寄り | 凹凸感が弱くスムーズ |
| Kanami SAI | ややコントロール寄り | 滑らかなバター系 |
| KIBU 桜華 | しっかりコントロール寄り | 比較的マイルド |
軽量マウスと合わせやすい
ガラスパッドは滑りが速い分、マウス本体の重量による慣性も感じやすくなります。
特にSHIMO Quartzはスピードが速いため、重いマウスでは振った後の勢いを抑えにくくなる可能性も。
今回使用したマウスよりも、さらに軽量なマウスの方がSHIMO Quartzの軽快な切り返しを活かしやすいと感じました。
まぁそのへんは好みにもよりますが。
価格と販売情報
公式ストアでの価格は129ドルです。
国内では、ふもっふのおみせで販売される予定とのことです。
国内価格や販売開始日については、販売時点の情報をご確認ください。
レビューまとめ
SHIMO Quartzは、Aeperion初のガラスマウスパッドです。
これまでのミニマルな布製マウスパッドとは大きく異なるアニメ調のデザインには驚きましたが、製品としての個性はかなり強くなっています。
メリット
- ラバーベース込みで約2.7mm
- 滑走速度が非常に速い
- テクスチャフィードバック強め
- 付属ソールで速度を調整できる
- フルラバーベースで防滑性が高い
- パッケージと付属品が豪華
デメリット
- 滑走音が比較的大きい
- ザラつきの強さは好みが分かれる
- 汗をかくと腕が貼りつきやすい
- アニメ調のデザインは人を選ぶ
- 薄いため取り扱いには注意
スムーズ系やコントロール系ではなく、しっかりと速いガラスパッドを求めている人にはおすすめ。
単に速いだけではなく、表面のテクスチャによってマウスの動きを把握しやすいのもSHIMO Quartzならでは。
付属する3種類のソールやサードパーティ製ソールを試しながら、自分に合った滑りを探せるガラスパッドです。












