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finalmouse Centerpiece Pro レビュー

finalmouse Centerpiece Pro レビュー

4年以上待たされた、映像が流れるラピッドトリガーキーボードfinalmouse Centerpiece Proのレビューです。

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ようやく届いたぜ

2021年冬に発表されたfinalmouseのCenterpiece。

当時は未来のキーボード来たじゃん!っておおいに盛り上がったんですが、そこからが本当に長かった。

延期、延期、また延期。

途中から、本当に発売されるのかコレ…と疑っていた人も多かったのではないでしょうか。

かくいう私もそうでした。

発送、アジア最後に回されて結構限界きてましたが、ようやく届いたのでレビューします。

Finalmouse Centerpiece Proとは

Centerpiece Proは、キーの下にディスプレイを搭載した磁気スイッチキーボードです。

ただ映像を流すだけではなく、ラピッドトリガーにも対応しているのが大きな特徴。

タッチパネルではなく、ちゃんと深く沈み込む物理キーを採用していて、その下で映像が動いてるんですよね。

さらに独自のCPUとGPUまで搭載していて、キーボード側で映像処理を行うため、PCのリソースを圧迫しない構造になっています。

デザイン

ケースは黒いCNCアルミニウム製で、かなりシンプルです。

開発段階ではもっと装飾的なフレームもあったらしいんですが、コスト問題で今のデザインになりました。

サイズはExploded 65%というもので、普通の65%よりだいぶ大きいです。

むしろ75%とかTKL寄りで、トータルのキー数は少ないんですが、寸法で言うとそこそこあります。

コンパクトさ重視というより、映像を見せる余白込みのサイズ感って印象でした。

若干気になったのは、アクリルに段差があってケースから2段になっているので、指の置き方次第で少し気になるところ。

ディスプレイの存在感がすごい

電源を入れると、最初は鯉のスキンが流れるんですが、これがめちゃくちゃ良い。

インパクトというか、デスク上での存在感が異常です。

普通のキーボードとは別ジャンルですね。

ただ、派手すぎるゆえの難しさもあって、キー位置を探す時に視線が迷うんですよ。

キー文字表示機能もあるんですが、視認性はあまり良くないため、タッチタイピング前提感があります。

スキン機能が面白い

スキンは専用のウェブドライバーXpanelから変更できます。

オフィシャルスキンやコミュニティスキンをダウンロードできるほか、自分で動画をアップロードすることも可能です。

打鍵すると画面が反応するインタラクティブスキンもあって、面白いスキンは沢山作れそうです。

ただし今のところ数がそんなに多くないというか、開発が停滞気味な気がします。

頼むからもっと増やしてほしい。

以前自分で撮影した映像を試しに流してみたんですが、ちゃんとアップロードできました。

しかも10分くらいの動画でも普通に入る。

ただしアスペクト比が独特なので、撮影でちゃんと映像設計しないと変な画角になってしまいます。

スイッチ構造がかなり特殊

構造も独特です。

普通の磁気キーボードみたいなスイッチをホットスワップできる構造ではなく、キーキャップ側に磁石が埋め込まれています。

この構造だからこそディスプレイを成立させられるんだろうなと。

キーキャップも含めてトップ部分はUVコーティングされた透明アクリル製。

傷に強いと書いてありましたが、箱から出した瞬間から細かい傷がありました。

なんとびっくり、仕様らしい。

まぁ無視して使いますけど、価格考えるとちょっと複雑だよね。

キーキャップ外すのは結構大変で、付属の0.4mm厚の工具を突っ込んで外します。

これキー全部外すの中々の悪夢ですよ。

打鍵感と打鍵音

打鍵感は、酷いのを想像してたんですけど、思ってたより悪くなかったです。

もちろん最近のハイエンド磁気キーボードみたいな、ソック感とかクリーミー系の気持ちよさはありません。

硬質でアクリルっぽい音。

特にスペースバーは底打ちが普通にうるさくて残念です。

ただ、ディスプレイを搭載した特殊構造でここまで持ってきたなら、むしろ頑張ってる方だと思いますね。

ロマンとのトレードオフかなと。

打鍵音を実際に聞いてみたい人は動画をご覧ください。

性能面について

性能面は、トップクラスとは全く言えません。

ラピッドトリガーも0.2mmが最短だし、最近の競技向け磁気キーボードほど尖ってはいないです。

デッドゾーン設定もなし、キャリブレーションも不可。

なので純粋な性能重視なら、このキーボードを選ぶ理由がありません。

特にソフトはまだ発展途上感満載。

DKS、Mod Tap、マクロなし。

せっかくディスプレイ積んでるのに、そこもっと頑張ってほしいって部分が結構あります。

価格

定価349ドル、日本円だと50000円以上かな。高い。

でも今はインフレのせいで、スタンダード版の販売が見送られることになりました。

まだしばらくはメモリとかの価格高騰が落ち着かないだろうと考えると、次はもう2が発売されるかもしれません。

忘れられたら目も当てられないな…。やっぱマウスしか勝たんみたいな判断下されたりして…。

まとめ

不満点は普通にあります。

発送が遅い。スペースバーうるさい。アクリルボードが最初から傷ついてる。ソフトもまだ弱い。スキンもっと欲しい。

でも、デスクに置くとその辺がちょっと吹き飛ぶくらい良いなと思うことあるんですよね。

映像が流れ始めた時の存在感は、本当に唯一無二でした。

性能や打鍵感を見れば、もっと優秀な磁気キーボードは沢山あります。

でも、Centerpieceみたいな製品は他にない。

そこがこのキーボード最大の魅力です。

finalmouse Centerpiece Pro レビュー

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