
NINJUTSO TEN / TEN Air レビュー

NINJUTSOから発売されている軽量ワイヤレスマウスTENとさらに軽量化されたTEN Airをレビューしました。
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スペック
所感
Ninjutsoの新作「TEN」と「TEN Air」は、同じシェイプながらバッテリーと重さで選べる2モデル。
TENは約54g、TEN Airは約45gと、実際に持ち比べると8g差がしっかり体感できるレベルでした。私は軽いAirを選びましたが、バッテリー持ちを重視するならTENという選択肢も十分あり。
シェイプは従来のSora系とは異なり、Logicool Superlight 2や、部分的にVAXEE XEに似た万能型。かぶせ・つかみはもちろん、手の大きさ次第ではつまみもこなせる幅広さがあります。
クリックは「HyperClick」テクノロジーによるSPDTスイッチとテンションシステムのおかげで、プリトラベルゼロ&ポストトラベルも極小。非常にクリスピーな仕上がりで、過去作よりも確実に進化を感じました。サイドボタンは細めで硬め、ホイールはタクタイル感は良いがクリックはやや深めというクセあり仕様です。
センサーはPixartとの共同開発AIM NINJAで、省電力化しつつ8Kポーリングにも対応。しかも専用ドングルが標準で付属し、開封直後から8Kで使用可能。RGBで派手に光る独特のドングルデザインも、好き嫌いは分かれそうですが個性として面白い部分です。
総合すると、シェイプの汎用性・クリックの完成度・選べる重さという3点で非常に完成度の高い仕上がり。ホイールは少し気になるものの、全体としては間違いなく良マウス。NINJUTSOらしいクオリティの高い出来だと感じました。
提供: NINJUTSO