LoLのラグレポートを見たらパケロスがひどいのでIPv6に切り替えてみた話
LoLの公式サイトにラグレポートという新しい機能が追加されていたので早速試してたんです。そしたらなんと私のスコア、低すぎ?っていう残念な数字を叩き出しました。パケロスがひどいのは感じていましたけど、結構ひどい環境だなって感じでした。
我が家のインターネット契約はこんな感じ。
- 回線業者: NTT西日本フレッツ光 隼
- プロバイダ: So-net
プロバイダガチャも4社くらい経験済みでこれ以上やるのも面倒だし、最初は良さげに感じてもいつのまにかパケロスし始めるといったことが過去にあった(so-netもそう)ので、今回はIPv6に変更してみるという方法を試してみました。
11月の一時期、速度低下とパケットロスがかなり出ていましたが今は改善されました。以前のようにパケロスほぼなしです。Transixの鯖が増強されたのでしょうか。
とりあえずLoLのラグレポート
↑クリックしたら測定できるよ。
接続スコア
79点・・・パケットロス3.00%って異常じゃないですか。LoLだとザ・ワールドがたまに発生するくらいのレベルです。ランクマッチ中なら発狂モノ。横に超優良回線の結果が乗っているだけに切なくなります。
ラグレポートでは、ある程度人口の多いプロバイダしか表示されないのかも。うちの地域ではso-netなどのスコアは比較欄に表示されませんでした。
Logs of Lag
試合ごとのパケットロスを見てみるとこんな感じです。
日中帯
悪くはない感じ。時たまパケロスしてるのは気になりますが。
ゴールデンタイム(21:00~)
真っ赤じゃねぇか・・!
九州の地方なのでpingは物理距離があるから仕方ないとして、こんなパケロスやめてくれ・・
スピードテスト
ping、パケロスだけじゃなくてスピードも一応測っておきます。
日中帯(12:00)に測ったもの
夜(22:00)に測ったもの
こんなもん。貧弱ですね。フレンドが20分でDLし終わるゲームに1時間以上かかるとかザラです。
IPv6 IPOEを利用する
現行のIPv4とは別のルートでインターネットにアクセスするので、トラフィックが少なくパケロスが少ない。so-netの解説ページを見たほうが分かりやすいかも。
ただし、ゲームはほぼIPv4対応であるため、パケロスを改善するためにはIPv4 over IPv6が必要。以前はIPv6 IPOEで改善できていたのだが、so-netではIPOEの新規受付を終了し、順次IPv6プラスへと移行が開始された。
とりあえず対応しているルーターさえ買えばフレッツ光+so-netなら大丈夫。
IPv6への変更
so-netはIPv6 IPOE接続をサポートしていましたが、現在ではV6プラスになります。
フレッツ光がIPv6に対応しているか確認し、申請する
フレッツじゃないけどフレッツにしようかなって方はこちら。
NTT FLET’sの会員ページへログインして契約内容を確認する。
以下の契約内容であればIPv6対応。
- フレッツ光ネクスト(ビジネスタイプ、ファミリー・ハイスピードタイプ、ファミリータイプ、マンションハイスピードタイプ、マンションタイプ)
- フレッツ光ライトプラス
- フレッツ光ライト(ファミリータイプ、マンションタイプ)
後はフレッツ・v6オプションの申し込みを行うだけ。
上記サイトにアクセス後、かんたん!サービス情報サイト設定ナビゲーションというバナーをクリックしてサイトにログインし、申し込みを行う。
IPv6サービスは基本無料、申し込みから1時間程度で使えるようになります。割とすぐ開通メールがきました。
so-netでv6プラスの申請
So-netを利用している方なら上記ページから「So-netの接続サービスをご利用中のお客さま」で「お申し込み」を行えばOK。v6には追加料金などはかかりません。
So-netを利用していないけど、So-netのv6プラスに乗り換えたい人は以下へ。工事不要で手続きも簡単です。
ルーターはNTTのHGWかWXR-1900DHP3を使う
なんだかNTTが勝手にルーター対応のRS-500MIとかいうデカイHGWを持ってきてしまって、ONUとしてだけ使うはずが面喰ってしまった。設定が面倒くさくて、HGW → WXR-1900DHP3と接続するとどうにもネットまで到達できない。
結局このHGWをそのまま使えばネット接続でき、IPv6としても機能しているのでもはやいいか~と思ってます。
ちなみにBuffaloのWXR-1900DHP3はDS-Lite対応の人気ルーターで、IPv6 IPOEが息をしていた時はこのルーターを使うのが一番でした。ヤマダ電機店頭で確認したら+5000円くらいだったのでAmazon様激安の殿堂です。
DS-Lite(Dual-Stack Lite)はIPv4 over IPv6技術を利用する通信規格で、IPv6の回線でIPv4も利用できるようになります。とはいってもso-netではIPOE終わったので、v6プラスになりますからもはや無用の産物。
他のプロバイダではまだIPOEやってるとこあるのかな?
余談:WXR-1900DHP3の設定
一応IPOE時代に書いていた説明はまるっと残しておきます。
こちらはIPOEに対応させるための設定方法。
ルーター本体のスイッチはMANUALにしておきます。
ルーターにログインして詳細設定をクリック。
Internet – Internetで、IPv4overIPv6を使用するにチェックを入れる。ゲートアドレスはgw.transix.jp。
パススルー接続はセキュリティ的に危ないらしいのでオススメしません。
左側のメニューでステータス→システムをクリックし、上記のようになっているか確認。Internetは通信中、IPv6接続状態はNDプロキシになってればOK。
それとファームウェアは最新のものにアップデートしておきましょう。
確認テスト
自動でテストが始まります。
- IPv6に対応している
- スコアが10/10
このように出れば完了。
果たしてパケロスはなくなったか
LoLラグレポート
とりあえず1日だけのデータですが。12試合でパケロス0.10%だ。
IPv6 IPOEで繋いだ当時は自分のプロバイダがSo-netからInternet Multifeed Co.に名前が変わりました。ロケーションも東京になっており、比較プロバイダも沢山出てきました。
現在もSo-netですが、v6プラスにサービスが変更になりました。
ていうかうちの接続環境、現在Au one netになっているのですがマジで意味不明・・v6プラス接続すると自動でルーターが設定されるらしく、ユーザー側では制御不能となります。なので実際どこにつなげてるのかよく分かっていませんでした。二重払いになってたら困るので、とりあえず近日中に問い合わせてみる予定です。
Logs of Lag
22:30頃の試合
パケロス0!
でも21時~24時くらいにかけて多少のパケロスは起こりますね。ひどくて0.8lost/minくらいだから全然許容範囲内。これが続くといいんですが・・13.3lost/minとかだったIPv4に比べたら天と地の差。
スピードテスト
22:00に測定
下りも上りも数倍になってる・・元々のルーターが古かったせいもあるんでしょうか。とりあえず嬉しい。とはいえ計測ごとに波はあります。
結果
今のところパケロスは大分改善されました。これでダウンロードスピードとかも上がったみたいです。とりあえず数日は様子見てみます。プロバイダも大体変えてしばらくは大丈夫なことが多いんですよね・・IPv6はまだ切り替える人少なそうだからいいかもしれない。