Tai-Hao レインボーシャーベット キーキャップ レビュー。キーボードを美しく彩る
ふもっふのおみせで販売されている「Tai-Hao レインボーシャーベット キーキャップセット」をレビューしていきます。
メカニカルキーボードのカスタマイズにはシリコングリス注入やコイルケーブルなどいくつかありますが、キーキャップは簡単に買えるし取り外しも楽な 入門編のカスタマイズ です。
カラフルなキーキャップに付け替えるだけで、今まで使っていたキーボードの印象がガラッと変わって息を吹き返します。
今回は「Ducky Mecha Mini」に取り付けてみます!
動画で見てみる
Tai-Hao レインボーシャーベットキーキャップ – レビュー
Tai-Hao(タイハオ)はキーキャップで有名な台湾のメーカーです。ストリーマーの Tfue も使っています。
同社ではラバーキーキャップがよく売れているみたいですが、今回紹介するレインボーシャーベットはラバーじゃない PBTダブルショットキー です。
電気耐性・熱耐性に優れたPBT樹脂を使い、2色の層を使ったダブルショット成形。ダブルショットで作られたキーは摩耗耐性があり、キーボードを使い込んでも印字が薄れたり削れたりすることがありません
124個ものキーが付属するフルサイズ用キーキャップセット。文字部分は全て透過処理されているので、ライティングも綺麗に映えます。
同梱物
外箱。でっかいエンターキーのようです。
キーキャップはこのように梱包されています。
下段にはテンキーや何も印字されていないキー、そしてキープラーなどがあります。
キーを引き抜くのに大活躍するキープラーが2つ付属。どちらを使っても良いです。
この短いリング状の持ち手がついているキープラーは非常に使いやすいのですが、使っていると段々劣化してキーを抜きにくくなります。
よく見かけるこのタイプのキープラーは劣化することはあまりありません。が、先の金具を広げてキーに被せなきゃいけないので、ひと手間かかるタイプです。
同梱物は以上。キーはトータルで124個です。
キーキャップの色と質感
上から下へグラデーションするように色が分けられているのが特徴で、トータルで6色あります。
色を細かく見てみるとこんな感じ。
- パープル
- ラズベリー
- ピンク
- ライムイエロー
- ライムグリーン
- ホワイト
色の名前は独断ですが、たぶんこんなところじゃないでしょうか。
レインボーシャーベットはアイスシャーベットの種類なので、虹色とは異なります。Googleで検索するとなるほどねという色合いのアイスが山程出てきます。
ポップな色で美味しそう。PBTダブルショットなので印字が摩耗して消える心配はありません。安心してガシガシタイピングできます。
マクロレンズでめちゃくちゃよってみます。このように細かい凹凸がある表面で、さわり心地も少しザラつきます。
裏面はメカニカルスイッチにはまる形ですね。
左下に塗装ムラというか、少し穴みたいなものがあります。これは全てのキーキャップで同じ位置にあるので仕様っぽい。
キーを取り付けてしまえば気になることではないですけど、ちょっとマイナスポイントですね。
文字部分は透過処理されているため、ライティングは透けて光ります。
英字配列のキーキャップはファンクションキーまで入れて6列です。Ducky Mecha Mini などの小型キーボードで使おうとすると、最上段は使わないことになります。
ミニ系のキーボードが流行っている昨今だと フルサイズ分のキーキャップを活かしきれない可能性がある のでそこはもはや仕方ないと承知しておきましょう。
ただ、やはり 数字パッド分など全部倉庫行き はちょっと悲しい。ミニ用とか少し細かくして売ってくれるとありがたいところ。
ファンクションキー列にあるESCキーはパープル色なので、これを使うとESCキーだけ色が異なってしまいます。
ですが、下段にラズベリー色のESCキーがあるのでこちらを使えばOK。
タイハオのロゴが印字されたキーキャップと、数字が入ったラバーキーキャップが1つ付属しています。
このラバーキーキャップの色と数字はランダム説があるんですが、どうなんでしょう。
Ducky One 2 SF のようなちょっと特殊なキーボードを使っている場合、このレインボーシャーベットでは 右SHIFT・右ALT・右FNに合うキャップが付属してきません。画像を見る限りサクラミチキーキャップならそこまでカバーしてるっぽいです。SF愛用者ならそちらがおすすめです
キーキャップを取り付けてみる
キーキャップを付け替えてみます。若干手間はかかりますが、作業自体は超かんたんです。
使用するのは「Ducky Mecha Mini」。まず最初に 元のキャップのまま1度写メを撮っておいてください。後でどこに何のキーがあったか分からなくなると面倒だからです。
小さいリング型キープラーを使っていきます。
キープラーをキーに押し込んではめます。
力を込めて引き抜くだけ。本当はリングの中に指を入れて使うと楽です。
横にスライドさせればキーはポロッと落ちます。
この+の形をした軸にキーキャップを手で押し込んで付けます。
以上。これをキー数分繰り返します。
ライティングをチェック
以前購入した Ducky x Tfue キーキャップセット は残念ながら文字が透過されていないタイプでした。わざわざ輸入しましたが今やスペースバーしか使ってません。
今回の「Tai-Hao レインボーシャーベット キーキャップセット」は文字が光るようにスケルトン処理されています。
「Ducky Mecha Mini」のレインボーモードで光らせてみました。綺麗に光ります。しばらくはメインで使うキーキャップセットになりそう。
黒ベゼルも良いですが、「Ducky One 2 Mini Pure White」のような真っ白タイプでも映えそうです。
他にも色々な種類があるキーキャップ
Tai-Haoは様々なキーキャップセットを販売しています。これはレインボーシャーベットと同時発売された、サクラミチキーキャップセット。
先にも紹介しましたが、淡い色合いが美しい。画像を見る限り、Ducky One 2 SF のような少し特殊なサイズのキーボードでも問題なく使えそうです。
こちらはラバーキーキャップ。色合いも複数ありますが、FPSなどゲームでメインに使うキーのみの構成なので安いのが大きなポイント。
ラバーなので当然グリップ力があり、いつものキーボードとはちょっと違った雰囲気にもなるのでおすすめです。
Duckyも多くのキーキャップを発売しています。
ふもっふのおみせ でキーキャップは色々売っているのでチェックしてみて下さい。
レビューまとめ
「Tai-Hao レインボーシャーベット キーキャップセット」は美しい色合いのPBTダブルショットキーキャップ。
今まで使っていたキーボードに新たな命を吹き込むがごとく、見た目がガラッと変わって華やかになります。
透過処理されているため、ライティングをしっかり反映してくれます。
ネックとしては値段が高いこと。7,480円なので、下手したらキーボード1つ買えちゃうレベルです。この辺はもっと安くしてくれないと贅沢品からステップアップできないので、もうちょっと頑張って欲しいところ。
キーボードをドレスアップ・改造して「自分だけのキーボード」にしていくと愛着も湧いてゲームがより楽しくなりますよ!