「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」が普通に神ゲーだったのでレビュー
なんだかとっても高評価の「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」。
最近はスターウォーズゲーム全くプレイしていませんでしたが、今回のゲームはダクソライクでかなり面白いと評判だったので買ってみました。
スターウォーズのアクションゲームで求めることといえば・・
そう、ジェダイになること!
スキルとアクション、そして何よりライトセーバーの出来がすごくて、ジェダイになりきってゲームをプレイできます。
カットシーンのカメラワークはとても上手で、さすがルーカスフィルム!どんどんこの世界観にハマっていきます。
そんな「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」のレビューをしていきます。
Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダーとは
スターウォーズの3人称アクションRPG。粛清をかろうじて逃れ、1人隠れて生きるパダワンのカル・ケスティス。帝国に追われながら、ジェダイ・オーダーの復活のために旅をしていくことになります。
映画「スターウォーズ:エピソード3/シスの復讐」のその後が描かれるシングルプレイヤーゲームです。
スターウォーズシリーズを見てない人にとっては、単語が意味不明かもしれません。パダワンとかジェダイとかフォースとか、スターウォーズの基本的な用語に関しての説明はないためです。
ちなみに私はエピソード3観たけど全く覚えてなくて、ジェダイ・オーダーってなに??と思いながらプレイしてますが、めちゃくちゃ楽しめてます。
ダークソウルシリーズやSEKIROのようなやや高めの難易度とアクション性が話題なので、アクション部分だけを楽しむつもりでもかなり優秀なゲームです。
えっ、ダクソ?難しいの?!と思うかもしれませんが、難易度は4段階から選べるようになっているので高難度ゲームが苦手な人でも大丈夫。
3段階目に難しい「ジェダイ・マスター」でプレイしていますが、ほどほどの難しさで楽しめています。たぶん最高難度は難しくてイライラするかと。
Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダーの面白いところ
- 良いところ
-
- ジェダイになりきれる
- アンチャのようなアクション性
- 複雑なシステムはない
- 敵ごとに有効な戦術がある
- BD-1が可愛すぎる
- 探索の報酬はカスタマイズ
ジェダイになりきれる
スターウォーズゲームに求めるものといったらやっぱりこれですよね、ライトセーバー片手に戦いまくるのは爽快。操作性はもっさりとしておらず、サクサク軽いので難易度低めならボタン連打でも進んでいけます。
難易度によってはゴリ押しするわけにもいかず、緊張感のある戦いも。でかいカエルとかクモとか、やっぱサイズの多き敵は若干絶望感ありましたもんね。SEKIROのようにかなりパリィが重要視されていて、強敵は体幹を削ることが必要になります。
敵の銃弾をライトセーバーのパリィで跳ね返せるのが 最高にジェダイ感あります。ガードするだけでも、ライトセーバーをぶんぶん回して弾無効化するのでカッコいい。こういった演出はほんとに見事。
このライトセーバーの作り込みが素晴らしくて、銃弾をパリィした時のスパークや音がとても気持ち良い。戦うのが楽しいんですよこのゲーム。銃持ったストームトルーパーなんて見つけたらワクワクしちゃいますよ。
フォースはギミックの謎解きにもかなり使われますが、上手く使えば戦闘を有利に進められます。崖際に立ってたら そりゃプッシュしたくなります よね。強敵すら崖から落とせば一撃です。
なぜカルはポンチョばかり着るのか。ジェダイはポンチョ好き?
アンチャのようなアクション性
壁走りや壁登り、スライダーなどアクション性に富んでおり、それらのテクニックを駆使しないとクリアできない立体的なレベルデザインとなっています。
ストーリーの序盤で覚えるウォールラン。壁を走りまくります。
これは狭い壁を通り抜けているだけですが、色んな体勢でくぐり抜けていきます。こういうちょっとした遊び心って大事!
もちろん定番の壁登りもあります。
「アンチャーテッド」まではさすがに及びませんが、映画のようにダイナミックで臨場感のある演出が多々あります。アクションゲームとしては中々の完成度です。
複雑なシステムはない
キャラクターを自由に育てられるようなゲームではありません。成長してスキルポイントを取得し、スキルツリーを埋めていくだけなのでとてもシンプル。
フォースを使うスキル自体もそんなに数はありませんし、戦闘は基本的にライトセーバーによる剣技のみ。
マップの至るところにある魔法陣で瞑想します。これダクソでいう篝火ってやつですね。体力回復すると敵が復活します。
複雑なバトルシステムは奥が深いですが、そんなにやり込まないプレイヤーからすると鬱陶しいこともありますよね。フォールン・オーダーくらいシンプルだと迷う必要がなく、その分アクションやストーリーに没頭できます。
敵ごとに有効な戦術がある
敵それぞれに有効な戦術があり、片手間で量産された敵じゃないと感じることができます。使いまわし感のある敵がとても少ない。
ロボットのような敵は、一定のタイミングでコアが光ります。その時にフォースでプルすると、コアが飛び出すのでフルボッコにできます。一見強敵に見えても弱点を突けばザコに。
このような戦術が敵ごとに設定されていることが多く、難しいけどしっかり学べばノーダメージで倒せるようになってきます。
ジェダイというと万能感が強いですが、実際無敵でもなんでもなく頭を使って活路を切り開いていることを実感できます。
BD-1が可愛すぎる
もうね、すっごい可愛いのよBD-1・・。
動きが動物みたいで愛嬌がすごいあります。最初はなにこの変なロボット、ついてくるわけ?とか思ってたんですが、もう今やこの子なしの冒険なんて考えられません。
走っているときは背中に乗っかってくるのが可愛い。
スキンを入手したら色を変えられます。
マップの至るところでBD-1がスキャンをしてくれるのですが、経験値が手に入るのでついつい探してしまいます。BD-1ありがとう。ありがとう。
探索の報酬はカスタマイズ
広めのマップ、最初は能力がないので行けないところも多々あります。これらを探索すると宝箱がたくさん見つかります。これら宝箱の報酬は全てカスタマイズパーツ。
宝箱を見つけるとテンションが上がっちゃいますよ。中からしょうもない部品が出るわけじゃないですからね!
立体的なホログラムのマップには丁寧にも、行ける場所・行ったことのない場所・まだ行けない場所がそれぞれ色分けされています。なので、探索するにしても無駄に道に迷うことはありません。
道に迷うジェダイとかダサすぎる のでこれは名案。
最近のゲームは見た目のカスタマイズ部品をリアルマネーで売りつけるのが普通ですからね、かなり良心的 です。シングルプレイヤーで見た目装備に課金させようとするとか、ちょっとどうかしてますからね・・。
Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダーのイマイチなところ
- イマイチなところ
-
- ダクソシリーズのような快感はない
ダクソシリーズのような快感はない
ダクソシリーズをクリアした時のように
やった・・ついにやったぞ!!!
というマゾな類の快感は得られません。
これはひとえに難易度調整が出来てしまうから。
難易度が変更できてしまうと、敵やボスを倒してステージクリアした時の快感は減少してしまいます。やっぱり全ての人が同じ難易度でプレイしないとフェアじゃないですからね。
そういう意味でも、フォールンオーダーは高難度ゲームを目指しているわけじゃないのでしょう。ちょっとしたチャレンジの1つとして置いているだけですね。
マゾい環境に耐えた後の快感(クセになるやつ)みたいなものはないですが、普通に古き良きゲームをクリアするという快感はあります。
まとめ:スターウォーズ最高
超高評価を叩き出している「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」についてレビューしました。
- 良いところ
-
- ジェダイになりきれる
- アンチャのようなアクション性
- 複雑なシステムはない
- 敵ごとに有効な戦術がある
- BD-1が可愛すぎる
- 探索の報酬はカスタマイズ
- イマイチなところ
-
- ダクソシリーズのような快感はない
結構良い値段のするゲームですが、しっかりスターウォーズだし、それなりの難易度で楽しめます。何よりジェダイになりきれる。それだけクオリティの高いアクションとライトセーバーです。
マップや敵も使いまわし感がなく、とても丁寧に作られている印象。カットシーンもこれ映画版がカメラワーク決めてるよね?っていうほど素晴らしい。
何周もするゲームじゃないし、15時間でクリアできる程度のボリュームです。でもスターウォーズの世界にどっぷりハマれるし、時間を忘れてプレイできる優秀なゲームです!
未プレイの方は、ぜひ手にとってみてください。