【2023】コスパモデルからハイエンドまで4Kゲーミングモニターのおすすめを紹介!
4Kモニターってめちゃくちゃ高いんでしょ?
そんなイメージが強そうで、ぶっちゃけ高性能なものほど高いのは当然といえば当然なのですが、安価に手に入るものも出てきています。
逆に144Hzといったハイエンドディスプレイの値段は相当高いですが、性能はかなりのものです。美しい4K映像なら、さらにゲームの世界に没頭できること間違いなし。
モニターの買い替えを考えている人はこの機会に4Kデビューを視野に入れてみましょう。
4Kとは
4Kというのは解像度のことで、3840×2160のことをさし、UHDとも呼ばれます。
主流となっている1920×1080のフルHDの4倍の解像度があり、非常にクリアで繊細な描写で美しい映像を見ることができます。
4KでゲームをするためにはPS5を使ったり、PCでも4K解像度でゲームを動かせるだけのスペックを持っていないと厳しいです。
HDの画面を4枚動かすようなものなので、とても負荷がかかります。
購入前に本当に4Kモニターを使いこなせるのか熟考しましょう。
リフレッシュレート
安価な4Kモニターの多くは60Hzまでとなります。
これはシングルプレイヤーなどのゲームをプレイする分には必要十分なのですが、FPSやTPSといった対戦型ゲームになると240Hz相手にはかなり不利になってしまいます。
4Kでも144Hz対応のモニターは販売されていますので、FPSなどもかなりプレイする人は予算を頑張ってリフレッシュレートの高いモニターを買うか、4Kを一旦寝かせてフルHDで240Hz対応モニターなどにシフトしたほうが良いかもしれません。
エントリーモデルの4Kモニター
値段が比較的安めな4Kモニターはほとんどが28インチモデルとなります。
もし4Kの画質の恩恵を受けたいなら31.5以上がおすすめではありますが、もちろんスペースの問題などもあるので導入できるかは環境にもよるでしょう。
まだまだ4Kで144Hz出せるモンスターPCを持っている方は少ないと思うので、PCスペック的に適正であれば60Hzで全く問題ないでしょう。
BenQ EW2880U
BenQの比較的安価なHDR対応4Kモニターで、安心のブランドから4Kをこの値段で買えるのは安いと思います。
それなりに大きい28インチサイズに発色の良さと視野角の広さが長所のIPSパネルを搭載しており、DCI-P3カバー率90%も含めてクリエイティブ作業にも向いています。
ベゼルレスでスタイリッシュな見た目で、本モニターに搭載されているtreVoloスピーカーは結構優秀なのでおまけというより普通に使えるレベルです。
USB-C端子もあるため、ノートパソコンなど出力+充電なども可能となっています。
インチ | 28 |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 5ms |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル | IPS |
輝度 | 300 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続端子 | DP, HDMI, USB-C |
VESA | 100×100 mm |
同期技術 | FreeSync |
スピーカー | 3Wx2 (treVolo) |
AMA | |
HDR |
ASUS VG289Q1A
ASUSの安価な28インチHDR対応4Kモニターで、BenQに負けじと安く高性能。
リフレッシュレートは60Hzで応答速度5msで、輝度が350cd/㎡とちょっとだけ高いのが特徴。
先のBenQにはない黒を視認しやすくなるシャドウブーストやゲーム向け機能がちゃんと搭載されています。
インチ | 28 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 5ms (GtG) |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル | TN |
輝度 | 350 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続端子 | DP, HDMI |
VESA | 100×100 mm |
同期技術 | FreeSync |
スピーカー | 2Wx2 |
HDR |
ミドルレンジモデルの4Kモニター
エントリーモデルよりも数万円高くなりますが、リフレッシュレートが144Hzのものが出てきます。
28インチと32インチで値段が違いますが、個人的には32インチの方をおすすめしたいところ。
GIGABYTE M28U
KVM機能を搭載した28インチ、144Hz、応答速度1msのゲーミングモニター「GIGABYTE M28U」。
モニターのUSB端子にキーボードとマウスを接続すると、PCとUSB-Cで接続したもう1つのデバイス間で切り替えることができます。
発色の良さが視野角の広さが強みのIPSパネルで、色域カバー率はDCI-P3で90%と広域です。
HDMI2.1なのでPS5でも4K/120fpsに対応し、HDRやFreesyncも備えています。
PCの他に切り替えるデバイスがあって頻繁にマウスなどを持ち替えていたならコレがおすすめ。
ちなみに32インチモデルもあります。
インチ | 28 |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) / 2ms MPRT |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル | IPS |
輝度 | 300 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続端子 | DP, HDMI, USB-C |
VESA | 100×100 mm |
同期技術 | FreeSync |
スピーカー | 3Wx2 |
HDR |
Dell G3223Q
32インチと大きめサイズのディスプレイにIPSパネル144Hz、応答速度1msとなるゲーミングモニター「Dell G3223Q」。
やっぱり32インチあると4K解像度の恩恵を強く受けられるような気がしますね。
特に色域が優れており、DCI-P3で95%とゲームだけでなくクリエイティブにも向いているマルチモニターです。
輝度も非常に明るく、大画面でプレイする4Kゲームの美しさには圧倒されるでしょう。
HDR600、Freesync対応、HDMI2.1なのでPS5でも活かせます。
インチ | 32 |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル | IPS |
輝度 | 600 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続端子 | DP, HDMI, USB |
VESA | 100×100 mm |
同期技術 | FreeSync |
スピーカー | |
HDR |
ハイエンド寄りの4Kモニター
ハイエンド寄り…としたのはハイエンドというと結構天井がなくて、Samsungから240Hzのものがあったり、横に超長い湾曲モデルのものがあったりします。
ゲーミングモニターとしてどこまで求めるべきなのか難しいところもありますが、あくまでベーシックな形でのハイエンド寄り…というモニターにしました。
ASUS ROG Swift PG32UQX
144Hz、G-Sync対応、HDR対応IPSパネルの32インチ4Kモニター。
ミニLEDを搭載した世界初のゲーミングモニターで、1,152もの独立したLEDによるローカル・ディミングに対応します。
非常に高い輝度とHDR1400の鮮やかな画質を誇り、さらにDCI-P3 98%をカバーする発色の豊かなディスプレイです。
応答速度は4msとやや遅めなのだけがネック。
G-Syncに対応した4Kモニターは少ないので重宝するでしょう。ただし値段がびっくりするくらい高い。
インチ | 32 |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 4ms (GtG) |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル | IPS |
SDR輝度 | 500 cd/㎡ |
HDR輝度 | 1,400 cd/㎡ |
接続端子 | DP, HDMI |
VESA | 100×100 mm |
同期技術 | G-Sync |
スピーカー | – |
HDR |
BenQ MOBIUZ EX3210U
31.5インチ、144Hzのベーシックな4Kモニター。
DCI-P3は98%、AdobeRGBは99%をカバーする色域の広さで発色・視野角の広さ、そして応答速度もそこそこといった平均点をとっています。
HDMI2.1なのでPS5でも4K/120fpsに対応します。
treVoloスピーカーのサウンドはかなり良質で、モニターのスピーカーと思ってあなどると良い意味で裏切られます。
インチ | 32 |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 2ms / 1ms (MPRT) |
解像度 | 3840 x 2160 |
パネル | IPS |
SDR輝度 | 300 cd/㎡ |
HDR輝度 | 600 cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続端子 | DP, HDMI |
VESA | 100×100 mm |
同期技術 | FreeSync |
スピーカー | 2Wx2 + 5Wウーファー |
HDR |
まとめ:美しい4Kで没入感と臨場感アップ!
格安で買えるものから、欲しい機能をマシマシに盛り込んだハイエンドディスプレイまで、おすすめの4Kゲーミングモニターを紹介しました。
4Kでゲームをするとなるとそれなりにマシンスペックも必要になってきます。モニターだけ4Kにしても宝の持ち腐れになってしまいますので、まずは自分のPCスペックと相談です。
4Kは美しい映像でゲームへの没入感が高まりますが、それだけではなく、デスクトップの作業スペースも広大になるというメリットがあります。
編集作業などをする人にとってもかなり利便性が高まります。
はやく4Kで240Hzとか普通に動かせるような時代が来てほしいものですが。まだまだかな。