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Finalmouse Ultralight 2 – Cape Town レビュー

超軽量ゲーミングマウスでその名を馳せたFinalmouse。新しく発売されたのが、形が変わる47gの「Ultralight 2 – Cape Town」です。

その軽さたるや尋常じゃありません。これ持った後に100gのゲーミングマウスを持ってみるとまるで鉛です

マウスには「インフィニティスキン」というステッカータイプのフォーム材が用意されていて、数mm単位でシェイプを調整できます。そのおかげで、自分の手のサイズに合わせたカスタマイズができます。そのバリエーションは13,000以上。

そんな Ultralight 2 のレビューをしていきます。

目次

概要とスペック

Finalmouse
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Ultralight 2 はFinalmouseが開発した最後のゲーミングマウスです。最後とか言ってましたが相変わらずウソで、「The Legendary Mouse of the Gods」というワイヤレスマウスを新たに作ってます。

それはさておき。

ベースの重量はゲーミングマウスとしては世界最軽量で 驚異の47g。ケーブルこみで測ったところ、51.6gでした。超軽い。

付属する「インフィニティスキン(INFINITY SKIN)」をトップやサイドといった計4つのポジションに貼り付けることによって、ミリ単位でサイズを調節できます。もちろんスキンを貼れば貼るほど重さも増えますので、軽すぎると感じた人も調整が可能です。

実のところ、ちょっと割高感が否めないマウスではあります。

アイボリー
センサー PixArt PMW3360
ボタン数 6
重さ 47g
サイズ LxWxH  116 x 54 x 36 mm
ポーリングレート 500Hz
DPI 400 / 800 / 1600 / 3200
ケーブルタイプ ファントムコード
ライティング なし
ソフトウェア なし
保証 4年間

米国での販売価格は120ドル。日本での販売価格は 14,000円弱 でした。まぁ結構高い。GproとかVPUみたいなワイヤレスマウス買えちゃいますね。

同梱物

化粧箱

しゃれた外箱。風景はケープタウンでしょうか。Ultralight 2は全て現地に持って行って祈りを捧げたようです。効果あるのか・・。

箱から出した直後

マウスとインフィニティスキンが入っています。

インフィニティスキン

同梱されているインフィニティスキンは3種類。細かい内容は後述します。

外観と性能

真上から

デザインはいつも通りのハニカム構造で、ライティングなしのシンプルな仕上がり。左右対称シェイプですが、サイドボタンは左側のみとなっています。

カラーは単色で、ベースはアイボリー系。マウスホイールとコードのオレンジ色がアクセントになっています。オレンジというよりはブラウンに近いかも。

51.6g

私がスケールで測ったところ、ケーブルこみの重さは51.6gでした。

見ての通り全体的にガッチリ穴抜きしてあります。これだけ穴が開いていますが、頑丈な作りです。

サイドのハニカムって持った時に気になることが多いのが懸念点ですね。インフィニティスキン貼れば気にならなくはなりますが、また全く異なるフィーリングになるのでそれはそれで賛否両論かも。

センサーとマウスフィート

底面

センサーは「PixArt PMW 3360」です。

底面も穴抜きされていて、マウスフィートは四隅に配置されています。Air58のものよりも小さくなっています。

マウスフィート

滑りはそんなに良くないと思います。つまみ持ちなら滑り過ぎるよりもコントロール力を高めた方が良いので、マウスパッドはスピードタイプじゃないものが最適かも。

マウスボタン

メインスイッチ、サイドボタンともにクリックは軽めでクリスピー。押し心地とクリック音、両方とも最高です。

サイドボタン

サイドボタンは大きめに作られています。厚めのインフィニティスキンを貼ると押しにくくなってしまいますが、1.2mmのものなら全く問題ありません。

マウスホイールのすぐ下に位置しているのがDPIボタン。こちらもちょっと大きめサイズ。

DPIボタン

他のスイッチに比べてクリックは硬め。位置が位置だけに、押し間違いを考えると硬めで良かったと思います。

DPIは4種類用意されています。

400 / 800 / 1600 / 3200

不満なのは、現在どのDPI設定かパッと見て知るすべがないこと。Model OやRazer Viperのように、LEDライトの色ですぐ分かるみたいなシステムが欲しかった。

マウスホイール

マウスホイールにはアクセントカラーが施されています。オレンジというよりはブラウン。ラバーカバーに3連ドットで、本体は透明になっています。

使い心地は軽くてスムーズです。人によっては軽すぎると感じるかもしれませんが、個人的にはとても好みでした。

Air58の時はこのマウスホイールが脆弱だったようですが、私が今使っている感じUltralight 2は大丈夫そうです。横にゆすってみてもガタつくことはありませんでした。

ケーブル

ファントムケーブル

オレンジ色の疑似パラコードケーブルは、しなやかで細いです。抵抗が少なめですが、やっぱりマウスバンジーはあった方が色々と便利です。

USBコネクタ

接続端子のUSBコネクタ。

ケーブルの色は黒が多いので、オレンジだと見分けがついてありがたい。

ソフトウェアはなし

Finalmouseにはソフトウェアがありません。DPIやポーリングレートは初期値で用意されているものを使うことになります。

Razerなどでプロファイルを作ってサイドボタンに別キーをバインドするスタイルだった方は、ゲームごとにバインドしなおしとなります。若干面倒くさいです。

DM1 Pro SというDream Machineが提供しているドライバーを入れればDPIやポーリングレートを変えられるようです。純正じゃなく無理やり別のドライバを使っているので、使うなら自己責任で。

DM1 Pro

DPIはともかく、ポーリングレートの500Hと1000Hzの違いがプレイしていて分かるか?といったらそんなことないと思うので、無理にソフトウェア使わなくても大丈夫です。

インフィニティスキンについて

インフィニティスキン(INFINITY SKIN)」は、マウスのサイズを細かく調整するために開発されたステッカータイプのフォーム材。全部で4つのポジションに好みでスキンを貼り付けてカスタマイズします。

インフィニティスキン

複数の厚さがセットになっていて、厚みのあるスキンを使えばより大きなマウスへと変貌します。重ね付けもOK。再利用可能で、はがしてからまたくっつけることができます。

グリップと弾力があって、ハニカム状のデザインがされているけど触り心地がとても良い。何かするわけでもないのに、気付いたらプニプニ触ってしまいます。

スキンのサイズ

インフィニティスキンのサイズは3種類。

トップは1.0mmのみで、サイドとパームは選択肢がいくつかあります。

インフィニティスキン
  • サイド:1.2mm
  • パーム:1.2mm
  • トップ:1.0mm
インフィニティスキン
  • サイド:2.0mm
  • パーム:2.0mm
  • トップ:1.0mm
インフィニティスキン
  • サイド:2.5mm
  • パーム:2.5mm
  • トップ:1.0mm

これでついてくるスキンは全部。

スキンの粘着面

スキンのシート

インフィニティスキンの裏側。3Mと共同開発した粘着剤を使っています。

スキンの貼り付け面

シートをはがし、粘着面を見てみます。グレーのような色で、粘着は強め。貼り付けた後もはがして再利用可能という強力なステッカーになっています。

スキンのシートは貼り換え用にとっておこう

余談なのですが、シートはとっておきましょう。別の厚さに変える時や単純に外すときなど、とっておくと便利です。

このレビューで4~5回貼りなおしましたがまだくっつきます。ただこれが10回20回となっていくと粘着力はどんどん落ちていく気がします。

スキンを貼ってみる

スキンを貼る位置

スキンを貼る場所はこのようになっています。

インフィニティスキンを1セット貼った状態

1.2mmセットを全て貼った状態です。

54.1g

この状態で重さをはかると54.1gでした。ベースが51.6gだったので、4枚貼って2.5g増えました

パーム部分

パーム部分を貼るのが一番難しい。どうしても左右の端は折跡がついてしまいます。綺麗に貼る方法ないかな。

スキンのはがし方

サイドをはがしてみる

端っこを持って気持ち丁寧にはがしていきましょう。伸縮性があるのでブチっと切れることはなさそうですが、絶対とも言えませんので。

はがしたら元のシートに戻すか、サラサラした代わりになるものに貼り付けておきます。

シールのこり

で、やっぱり気になるのはシール残り。指でぐりぐりこねくり回せばはがれますが、しばらく貼って放置しておくと頑固な汚れになります。シールはがしを使った方がスッキリ綺麗にとれます。

シールはがしは塗るタイプを買っておきましょう。スプレーは中の電子部にも吹きかかってしまうのでやめた方が無難。

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こんなのでも良いですし、100均のものでも十分です。間違っても除光液は使わないこと。傷つきます。

なぜ Ultralight 2 のカラー展開が一色かというと、インフィニティスキンを貼り替える前提で作っているからではと推測。たぶん。スキンをはがす時にペイントがあったら一緒にはがれそう。

予備スキンの購入方法

公式では予備のインフィニティスキンを$15で売るよ、と発言していましたが結局発売されませんでした・・・。

他の軽量マウスと比較

手元にある他の軽量マウスと比較しました。

Model Oと比較

サイズは Ultralight 2 の方が断然小さいです。マウスの長さがかなり違うのが分かります。

Model O はRGBライティングが幻想的で綺麗なので、極限の軽さを求めない方はこちらも検討しましょう。何より7,000円と安い。

Razer Viperと比較

Razer Viper と比べてもさらに小さい。Viperはかなりロープロファイルだと思ったのですが、それよりもさらに低いですね。

こちらも比較することでマウスの長さがかなり短いことが分かります。Razer Viperはクリッキーなボタンではありませんが、応答速度の速いオプティカルスイッチの採用が強みになっています。

持ち方とそれぞれの使用感

Finalmouse Ultralight 2 Cape Town

第一印象は「ちっさ!!」でした。今まで持っているどのマウスよりも小さい。そしてとにかく軽い。この軽さはやっぱりすごいです。手の動きと同期してる感があります。

この小さいマウスが手のサイズ的にしっくりくる人には最強だと思います。

インフィニティスキンを貼り重ねれば手の大きい人でも使えるようなサイズになると思います。しかし、マウス自体の長さは変わらないので、そこでパフォーマンスに影響するかもしれません。

  • つまみ持ち
  • 手のサイズが小さい
  • とにかくFinalmouseが良い

おすすめできるのはこんな方たち。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

つまみ持ちが最適なのは間違いない

手が大きい人はつまみ一択なので、かぶせとかつかみたいなら他のマウスがいいです。

かぶせ持ち

かぶせ持ち、これがなかなか・・。中サイズの手だとマウスが小さすぎて指がクリックの先端までいってしまうか、手の腹が机に擦れてしまいます。

手が小さめなら問題ないかもしれません。また、インフィニティスキンを重ねづけすることで大きさを調節できます。

かぶせ持ち命な人は、正直な話、無理してUltralight 2を買うよりも似たような軽量ゲーミングマウスを買った方が値段的にもフィット感的にも良いと思います

つかみ持ち

つかみ持ち、こちらも手のサイズによっては問題ないかも。インフィニティスキンの貼り方次第でなんとかなりそうです。

つまみ持ち

マウスが非常に小さいため、公式でも推奨しているようにつまみ持ちが最適でしょう。つまみ持ちは疲れる印象ですが、Ultralight 2が軽いので手への負担は最小限です

かなり精度の高いエイムができます。

Ultralight 2のレビューまとめ

良かったところ
  • 47gはめちゃくちゃ軽い
  • 作りは頑丈
  • 軽くてクリッキーなボタン
  • スムーズなマウスホイール
  • インフィニティスキンでシェイプが変わる
  • インフィニティスキンの触り心地が良い
  • 抵抗が少なく柔らかいケーブル
イマイチなところ
  • かなり小さい
  • 手が大きい人には向かない
  • カラーバリエーションが1色
  • DPIのLEDがない
  • スキンは貼りすぎると見た目が微妙に
  • コスパがとても悪い

Air58よりも小さく、とても軽い。個人的には良いマウスだと思います。

サイズが合う人には最強ですが、使い手を選ぶマウスだと思います。そのためにインフィニティスキンが付属しているわけですが、3枚も重ねづけするともう戦艦みたいな見た目になっちゃうんですよね。それが許せて機能面だけで良いなら問題ありません。

私はつかみ持ち派なのですが、このマウスではつまみ持ちせざるをえません。常時手が浮いているので長時間プレイすると疲れますが、マウス自体が超軽いので負担は少なめですし、繊細なエイムが出来ますね。ただやっぱ疲れるので無理でした。

Finalmouse Ultralight 2 Cape Town

見た目・軽さ・インフィニティスキンなど私は好きでかなり高評価なのですが、定価ですら14,000円とかなり高い。これGProとかViper Ultimateみたいなフラッグシップワイヤレスマウス買えてしまう値段なので、うーんというところ。

正直なところ、Finalmouseがやるべきだったことって「Xtrfy M42」がやったモジュラーシェルだと思うんですよね。あんまりインフィニティスキン機能してない気がします。

Finalmouse
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