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【レビュー】超軽い47gのFinalmouse「Ultralight 2 - Cape Town」

2019年8月26日

超軽量ゲーミングマウスでその名を馳せたFinalmouse。新しく発売されたのが、形が変わる47gの「Ultralight 2 - Cape Town」です。

Finalmouse Ultralight 2 Cape Town

その軽さたるや尋常じゃありません。これ持った後に100gのゲーミングマウスを持ってみるとまるで鉛です

マウスには「インフィニティスキン」というステッカータイプのフォーム材が用意されていて、数mm単位でシェイプを調整できます。そのおかげで、自分の手のサイズに合わせたカスタマイズができます。そのバリエーションは13,000以上。

Finalmouse Ultralight 2 Cape Town

そんな Ultralight 2 のレビューをしていきます。

Finalmouse Ultralight 2 - Cape Town

Ultralight 2 はFinalmouseが開発した最後のゲーミングマウスです。Air58の時も最後とか言ってたのでまた作るような気もしますが・・。

ベースの重量はゲーミングマウスとしては世界最軽量で 驚異の47g。ケーブルこみで測ったところ、51.6gでした。超軽い。

付属する「インフィニティスキン(INFINITY SKIN)」をトップやサイドといった計4つのポジションに貼り付けることによって、ミリ単位でサイズを調節できます。

もちろんスキンを貼れば貼るほど重さも増えますので、軽すぎると感じた人も調整が可能です。

Ultralight 2 - Cape Town のスペック
センサーPixArt PMW3360
ボタン数6
重さ47g(ベース)
サイズ LxWxH 116 x 54 x 36 mm
ポーリングレート500Hz
DPI400 / 800 / 1600 / 3200
ケーブルタイプファントムコード
ライティングなし
ソフトウェアなし
保証4年間

米国での販売価格は120ドル。日本での販売価格は 14,000円弱 でした。

 

発売日

Finalmouse公式サイト

現地時間 2019年7月28日15:00 から公式サイトで販売開始しました。当日は20分で完売しましたが、その後、ボットによるオーダーなどをキャンセルして何度か再販。今でもキャンセルが出たら在庫復活しています。

Finalmouseは一度のロットしか製造・販売しないため、既に売り切れている場合は入手が難しいです。

日本ではふもっふのおみせarkで購入できましたが、現在では売り切れとなっています。

欲しい方は お店のツイッターなどを見たりお店をチェックしたりして注視しておきましょう。また在庫が出るかもしれません。

 

他の軽量マウスと比べてどれくらい軽い?

軽量ゲーミングマウスの重さをリストにしてみました。

ブランドマウス重さ
FinalmouseUltralight 2 - Cape Town47g
Cooler MasterMM71052g / 57g (RGB)
FinalmouseAir 5858g
GloriousPCModel O-58g / 59g (Glossy)
XtrfyM465g
FinalmouseUltralight67g
G-WolvesSkoll SK-L67g
GloriousPCModel O68g / 69g (Glossy)
RazerViper69g

まだ未発売のものもリストに載せています。

 

Ultralight 2の同梱物

化粧箱

しゃれた外箱。風景はケープタウンでしょうか。Ultralight 2は全て現地に持って行って祈りを捧げたようです。

箱から出した直後

マウスとインフィニティスキンが入っています。

インフィニティスキン

同梱されているインフィニティスキンは3種類。細かい内容は後述します。

Ultralight 2のデザインとシェイプ

真上から

デザインはいつも通りのハニカム構造で、ライティングなしのシンプルな仕上がり。左右対称シェイプですが、サイドボタンは左側のみとなっています。

カラーは単色で、ベースはアイボリー系。マウスホイールとコードのオレンジ色がアクセントになっています。オレンジというよりはブラウンに近いかも。

Model Oと比較

Model Oとの比較。インフィニティスキン1.2mmパックを装着していますが、それでもかなり小さい

左側から

左のサイドボタン側。ガッチリ穴抜きしてあります。

後ろから

後ろからの見た目。

右側から

右側もハニカム構造になっています。これだけ穴が開いていますが、頑丈な作りです。

正面から

真正面から。

底面

底面も穴抜きされています。マウスフィートは四隅にあるタイプ。

51.6g

私がスケールで測ったところ、ケーブルこみの重さは51.6gでした。

 

各ボタン・スイッチ

メインスイッチ、サイドボタンともにクリックは軽めでクリスピー。押し心地とクリック音、両方とも最高です。

サイドボタン

サイドボタンは大きめに作られています。厚めのインフィニティスキンを貼ると押しにくくなってしまいますが、1.2mmのものなら全く問題ありません。

マウスホイールのすぐ下に位置しているのがDPIボタン。こちらもちょっと大きめサイズ。

DPIボタン

他のスイッチに比べてクリックは硬め。位置が位置だけに、押し間違いを考えると硬めで良かったと思います。

DPIは4種類用意されています。

400 / 800 / 1600 / 3200

不満なのは、現在どのDPI設定かパッと見て知るすべがないこと。Model OやRazer Viperのように、LEDライトの色ですぐ分かるみたいなシステムが欲しかった。

 

マウスホイール

マウスホイール

マウスホイールにはアクセントカラーが施されています。オレンジというよりはブラウン。ラバーカバーに3連ドットで、本体は透明になっています。

使い心地は軽くてスムーズです。人によっては軽すぎると感じるかもしれませんが、個人的にはとても好みでした。

Air58の時はこのマウスホイールが脆弱だったようですが、私が今使っている感じUltralight 2は大丈夫そうです。横にゆすってみてもガタつくことはありませんでした。

 

マウスケーブル

ファントムケーブル

オレンジ色の疑似パラコードケーブルは、しなやかで細いです。抵抗が少ないのでマウスバンジーなしでも大丈夫そう。

私は第1世代のRazer Bungeeにはめてみました。ケーブルが細いのでややスカスカ感はあるものの、強く引っ張らなければ抜けることはないので今のところ問題なく使えています。

USBコネクタ

接続端子のUSBコネクタ。

ケーブルの色は黒が多いので、オレンジだと見分けがついてありがたい。

 

マウスフィート

マウスフィートは四隅に配置されています。Air58のものよりも小さくなっています。

マウスフィート

滑りはそんなに良くないと思います。つまみ持ちなら滑り過ぎるよりもコントロール力を高めた方が良いので、マウスパッドはスピードタイプじゃないものが最適かも。

Hyperglideへ改造+コントロール系のマウスパッドが良さそうなんですが、現在Finalmouse用に発売されているHyperglide FM-1はフィットしません。

そのうち開発・発売されると思うので、正規代理店であるarkでたまにチェックしましょう。

 

ソフトウェアはなし

Finalmouseにはソフトウェアがありません。DPIやポーリングレートは初期値で用意されているものを使うことになります。

Razerなどでプロファイルを作ってサイドボタンに別キーをバインドするスタイルだった方は、ゲームごとにバインドしなおしとなります。若干面倒くさいです。

DM1 Pro SというDream Machineが提供しているドライバーを入れればDPIやポーリングレートを変えられるようです。純正じゃなく無理やり別のドライバを使っているので、使うなら自己責任で。

DM1 Pro

DPIはともかく、ポーリングレートの500Hと1000Hzの違いがプレイしていて分かるか?といったらそんなことないと思うので、無理にソフトウェア使わなくても大丈夫です。

 

インフィニティスキンについて

インフィニティスキン(INFINITY SKIN)」は、マウスのサイズを細かく調整するために開発されたステッカータイプのフォーム材。全部で4つのポジションに好みでスキンを貼り付けてカスタマイズします。

インフィニティスキン

複数の厚さがセットになっていて、厚みのあるスキンを使えばより大きなマウスへと変貌します。重ね付けもOK。再利用可能で、はがしてからまたくっつけることができます。

グリップと弾力があって、ハニカム状のデザインがされているけど触り心地がとても良い。何かするわけでもないのに、気付いたらプニプニ触ってしまいます。

スキンのサイズ

インフィニティスキンのサイズは3種類。

トップは1.0mmのみで、サイドとパームは選択肢がいくつかあります。

サイド:1.2mm パーム:1.2mm トップ:1.0mm

インフィニティスキン

サイド:2.0mm パーム:2.0mm トップ:1.0mm

インフィニティスキン

サイド:2.5mm パーム:2.5mm トップ:1.0mm

インフィニティスキン

これでついてくるスキンは全部。

 

スキンの粘着面

スキンのシート

インフィニティスキンの裏側。3Mと共同開発した粘着剤を使っています。

スキンの貼り付け面

シートをはがし、粘着面を見てみます。グレーのような色で、粘着は強め。貼り付けた後もはがして再利用可能という強力なステッカーになっています。

スキンのシートは貼り換え用にとっておこう

余談なのですが、シートはとっておきましょう。別の厚さに変える時や単純に外すときなど、とっておくと便利です。

このレビューで4~5回貼りなおしましたがまだくっつきます。ただこれが10回20回となっていくと粘着力はどんどん落ちていく気がします。

 

スキンを貼ってみる

スキンを貼る位置

スキンを貼る場所はこのようになっています。

インフィニティスキンを1セット貼った状態

1.2mmセットを全て貼った状態です。

54.1g

この状態で重さをはかると54.1gでした。ベースが51.6gだったので、4枚貼って2.5g増えました

パーム部分

パーム部分を貼るのが一番難しい。どうしても左右の端は折跡がついてしまいます。綺麗に貼る方法ないかな。

 

スキンのはがし方

サイドをはがしてみる

端っこを持って気持ち丁寧にはがしていきましょう。伸縮性があるのでブチっと切れることはなさそうですが、絶対とも言えませんので。

はがしたら元のシートに戻すか、サラサラした代わりになるものに貼り付けておきます。

シールのこり

で、やっぱり気になるのはシール残り。指でぐりぐりこねくり回せばはがれます。が、私の個人的な経験からいうとシールはがしを使った方がスッキリ綺麗にとれます。

シールはがしは塗るタイプを買っておきましょう。スプレーは中の電子部にも吹きかかってしまうのでやめた方が無難。

こんなのでも良いですし、100均のものでも十分です。間違っても除光液は使わないこと。傷つきます。

なぜ Ultralight 2 のカラー展開が一色かというと、インフィニティスキンを貼り替える前提で作っているからではと推測。たぶん。スキンをはがす時にペイントがあったら一緒にはがれそう。

 

予備スキンの購入方法

公式では予備のインフィニティスキンを$15で売るよ、と発言していました。まだ詳細は分かりませんので、発売日などなど分かったら追記します。

日本ではふもっふのおみせが輸入してくれるはず。

 

他の軽量マウスと比較

手元にある他の軽量マウスと比較しました。

Model Oと比較

  • Model Oと比較
  • Model Oと比較
  • Model Oと比較

サイズは Ultralight 2 の方が小さいです。マウスの長さがかなり違うのが分かります。シェイプ的には似ていますが、ボタンのサイズなどは大分違います。

Model O はRGBライティングが幻想的で綺麗なので、極限の軽さを求めない方はこちらも検討しましょう。何より7,000円と安い。

Model Oのレビューはこちら
Model Oの光り方
【レビュー】GloriousPCの超軽量マウス「Model O」

なんていうかね、マウスオブザイヤーに出会ってしまった感があります。 Glorious社から初のゲーミングマウス「Model O」が発売されました。人気爆発の超品 ...

 

Razer Viperと比較

  • Razer Viperと比較
  • Razer Viperと比較
  • Razer Viperと比較

Razer Viper と比べても小さい。Viperはかなりロープロファイルだと思ったのですが、それよりもさらに低い。

こちらも比較することでマウスの長さがかなり短いことが分かります。Razer Viperはクリッキーなボタンではありませんが、応答速度の速いオプティカルスイッチの採用が強みになっています。

Razer Viperのレビューはこちら
Razer Viper
【レビュー】光学式スイッチを採用した69gの「Razer Viper」

ついにRazerも69gの軽量ゲーミングマウスを発売! それもただ軽いだけじゃありません。 完全な左右対称型マウス 右側にもサイドボタンあり オプティカルマウス ...

 

Ultralight 2を使用した感想

Finalmouse Ultralight 2 Cape Town

第一印象は「ちっさ!!」でした。今まで持っているどのマウスよりも小さい。そしてとにかく軽い。この軽さはやっぱりすごいです。手の動きと同期してる感があります。

この小さいマウスが手のサイズ的にしっくりくる人には最強だと思います。

インフィニティスキンを貼り重ねれば手の大きい人でも使えるようなサイズになると思います。しかし、マウス自体の長さは変わらないので、そこでパフォーマンスに影響するかもしれません。

  • つまみ持ち
  • 手のサイズが小さい
  • とにかくFinalmouseが良い

おすすめできるのはこんな方たち。

つまみ持ちが最適なのは間違いない

つまみ持ち

手の長さは17cm

つまみ持ち
つかみ持ち
かぶせ持ち

あくまで私の印象です

マウスが非常に小さいため、公式でも推奨しているようにつまみ持ちが最適でしょう。つまみ持ちは疲れる印象ですが、Ultralight 2が軽いので手への負担は最小限です

つかみ持ち

つかみ持ちも手のサイズによっては問題ないかも。インフィニティスキンの貼り方次第でなんとかなりそうです。

かぶせ持ちはインフィニティスキン次第

かぶせ持ち

かぶせ持ち、これがなかなか・・。中サイズの手だとマウスが小さすぎて指がクリックの先端までいってしまうか、手の腹が机に擦れてしまいます。

手が小さめなら問題ないかもしれません。また、インフィニティスキンを重ねづけすることで大きさを調節できます。

かぶせ持ち命な人は、正直な話、無理してUltralight 2を買うよりも似たような軽量ゲーミングマウスを買った方が値段的にもフィット感的にも良いと思います

他のおすすめ軽量ゲーミングマウス

 

Ultralight 2のレビューまとめ

Ultralight 2の良い点

  • 47gはめちゃくちゃ軽い
  • 作りは頑丈
  • 軽くてクリッキーなボタン
  • スムーズなマウスホイール
  • インフィニティスキンでシェイプが変わる
  • インフィニティスキンの触り心地が良い
  • 抵抗が少なく柔らかいケーブル
  • プレミア感

Ultralight 2のイマイチな点

  • かなり小さい
  • 手が大きい人には向かないかも
  • カラーバリエーションが1色
  • DPIのLEDがない
  • スキンは貼りすぎると見た目が微妙に

Air58よりも小さく、とても軽い。個人的には良いマウスだと思います。しばらくメインマウスにしてみようかな。

サイズが合う人には最強ですが、使い手を選ぶマウスだとも思います。そのためにインフィニティスキンが付属しているわけですが、3枚も重ねづけするともう戦艦みたいな見た目になっちゃうんですよね。それが許せて機能面だけで良いなら問題ありません。

私はかぶせ持ちをしてきたので本来このマウスは合わないのですが、今無理やりつまみ持ちに矯正中です。常時手が浮いているので長時間プレイすると疲れますが、マウス自体が超軽いので負担は少なめですし、繊細なエイムが出来ますね

Finalmouse Ultralight 2 Cape Town

見た目・軽さ・インフィニティスキンなど私は好きでかなり高評価なのですが、定価ですら14,000円と結構高い。無理して高額な転売から買わずに Glorious Model ORazer Viper などを選択肢に入れても良いと思います。

定価で手に入れるチャンスがあれば是非手にとってもらいたいマウスです。

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