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SteelSeries Prime Wireless レビュー。シンプルなワイヤレスエルゴ

SteelSeriesから発売されているエルゴシェイプのワイヤレスゲーミングマウス「Prime Wireless」をレビューしていきます。

目次

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概要とスペック

SteelSeries
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SteelSeries Prime Wireless」はPrimeシリーズの最上位版にあたるモデル。

Primeシリーズには有線版モデル、有線版のOLED搭載モデル、そして本無線モデルの3つが存在します。それぞれ値段が大きく違うので、自分に合ったモデルを見つけられるのもこのシリーズの魅力です。

いずれもデザインは同じで、ミニマリスト向けかと思うシンプルな見た目。ほどよく大きめなエルゴノミクスシェイプをしており、かぶせ持ちやつかみ持ちにフィット感があります。

本マウスに搭載されているPrestige OMスイッチは、光検知でありながらネオジウム磁石を利用し、クリック感覚を向上させているのが特徴。

さらにQuantum 2.0 Wireless技術では安定した無線通信を可能とし、ある程度の障害物や距離をものともしない強固な2.4GHz接続を実現しています。

カラー
接続2.4GHz 無線
シェイプエルゴ
センサーTrueMove Air
DPI18,000
ポーリングレート~1,000Hz
寸法125.3 x 59 x 42.4 mm
重さ80g
マウススイッチPrestige OM
ボタン数6
ライティングあり
バッテリー最大100時間
ケーブルUSB-C 1.8m
ソフトウェアあり

同梱物

外箱を開封したところ。すぐにマウス本体が見えます。

  • マウス本体
  • USBレシーバー
  • USB延長アダプター
  • USB-Cケーブル
  • クイックガイド

同梱物は以上です。

デザインと性能

SteelSeries Prime Wireless」は2.4GHzの低遅延無線で接続するワイヤレスゲーミングマウス。右手用の左右非対称な形をしています。

マウスの先端のせいなのかな、ちょっと恐竜にこんなのいそうとか思ってます。

シェルはポリカーボネートABS素材でマットコーティング。

遠目から見ただけではよく分からない、とても細かい凹凸のテクスチャが刻まれています。グリップ力は悪くないです。

穴抜きはされておらず、どこを触っても一定のフィーリングです。

シェル後方にはSteelSeriesのロゴ。光りません。

サイズは実測で 125(長さ)x 59.2(グリップ幅)x 42.2(高さ)mm です。Mサイズのちょっと大きめって感じですね。

重さは実測で 81.4g でした。公称値よりも若干だけ重い。

各サイドからの見た目です。しっかり右に傾斜しているエルゴノミクスシェイプです。前方は丸みを帯びた形をしていますが、後方はやや角張っています。

右手の力を抜いて、リラックスした状態で握ることができます。フィット感は良く、かぶせ持ちやつかみ持ちしやすい形状です。

バッテリー

バッテリーは最大で100時間連続使用可能となっています。

ライティングオフでの話かなと思うのですが、本マウスはスクロールホイールがちょっと光るだけなのであまり変わらないかも。

競合のワイヤレスはいずれもライトオフで70〜80時間くらいなので、バッテリー的にはアドバンテージとなっています。

15分の充電で40時間のバッテリーを急速充電できます。ご飯休憩してる間にかなり充電できてしまうので、たまに充電すれば全く心配入りませんね。

充電テストしてみようかと思ったのですが、ソフトウェアを見ても残電池量が数値で分からないので諦めました・・。ソフトウェアアップデートがほしいですね。

ビルドクオリティ

ビルドクオリティはかなり良いです。どこを強く押しても軋むことはなく、誤クリックなども発生しません。

強く振るとサイドボタンが小さく動く音が聞こえますが、気になるようなレベルではありません。

センサー

センサーはPixArtとSteelSeriesが共同開発した「TrueMove Air」が搭載されており、最大DPIは18,000。

若干センサーが右寄りな感じもしますが、Aerox3の恐ろしい程のリアセンサーに比べると改善されたのかな。

センサーテスト

ポーリングレート1,000Hzで、それぞれDPIが400、800、1200の時のセンサーテストを行いました。

400DPI

800DPI

1200DPI

xCounts、xSum両方ともに波形は良好です。

USBレシーバーから離れても接続が強い

デスクから2m以上離れて、かつ別の部屋で視認できないような場所にUSBレシーバーを置いてテストしてみた結果がコレです。

波形の乱れはほぼ見えず、接続はかなり強いです。他の無線マウスだとこうはいかず、xCountsがぶっ飛びまくり、xSumでもトラッキング不良が見られます。

Quantum 2.0 Wirelessテクノロジーは2つのチャンネルをシームレスに切り替えてパケロスを限りなく少なくしてくれます。

マウスフィート

マウスフィートは前方に2枚、センサー周りにO型が1枚、後方にブーメラン型のものが1枚。

いずれも100%PTFEで、半透明な見た目をしています。滑りは悪くありません。

エッジはやや角ばっています。もうちょっと丸めてもよかったかも。

LOD

LOD(リフト・オフ・ディスタンス)の距離を調べます。

使用するのは1mm厚と0.1mm厚の金属板で、0.1mm単位で計測します

マウスパッドに使用したのは「Artisan NINJA FX ヒエン SOFT L」です。LODはマウスパッドによっても結果が変わることがあります。

LODは 1.1mm でした。短くて優秀です。

本マウスではLODの変更ができません。有線の「Prime+」では変更できるみたいですが、デフォルトのままで十分だと思います。

LODが長いとマウスを浮かせてポジション移動しようとした時にカーソルが勝手に動いてしまう可能性が出てきます。所感では1.0mm前後だと優秀で、2.0mm前後までいくと長いと感じます。

マウスボタン

メインボタン

先端が少し特徴的な見た目をしているメインマウスボタン。従来のメカニカルスイッチではなく、Prestige OMスイッチが採用されています。

© SteelSeries

クリップのようなバネとネオジウム磁石を使って、磁力で一定のクリック感を得られる仕組みです。また、赤外線でアクチュエートするので応答時間も高速。

耐久値も高く、1億回クリックまで耐えられます。そんなにクリックする前にマウス自体が壊れそうな気もしますけど。

クリック感はオプティカルスイッチにしてはかなりクリスピー。ほどよい軽さで跳ね返りもちょうど良いです。

プリトラベルは少しだけありますが、ポストトラベルはかなり少ないです。

サイドボタン

高めの位置にあるサイドボタン。大きさは小さめで、山折りしたように中央がやや鋭角なエッジになっています。

クリックは適度な軽さで、カチッと歯切れ良い感触が特徴。プリトラベルもポストトラベルも少ないです。

位置の高さと小さなサイズが組み合わさって押しにくい印象です。

スクロールホイール

ラバーの弾力感が強いスクロールホイール。

回し心地は軽めですが、1ノッチがしっかり分かるタクタイルタイプ。

ラバーの厚みがあるせいで、クリックしようとするとラグがあります。感覚としてはプリトラベルがすごいある的な。

さらにクリックはめちゃくちゃ硬い。ホイールクリックを多用するならかなり苦労するかも。

DPIボタン

センサー左上の小さい丸ボタンがDPIボタンです。やや押しにくいけど頻繁に触るボタンでもないので及第点。

DPIは「400 / 800 / 1,200 / 2,400 / 3,200」の5段階が設定されています。ソフトウェアを使えば100単位で変更できます。

左下は電源ボタン。上にスライドさせるとオフ、下にスライドさせるとオンです。

ケーブル

汎用性が高く、急速充電にも対応しているUSB-C端子。

ちょっと入り口が狭い気もしますが、汎用ケーブルでも問題なく入ります。コネクタが妙に大きく作らている場合はまらないかも。

付属のケーブルはしっかりささります。

特に上向きになるわけではありませんが、地面と接触することもないので特段問題なさそうです。

USBレシーバードングル

無線接続に使うUSBレシーバードングル。Type-Cな上に妙に大きめ。

横幅が邪魔してPCによっては他の端子を潰してしまう可能性も。

変換アダプターをかませる場合はケーブル接続となります。ちょっとゴツくなりますね。

個人的には数少ないType-CのPC側端子をマウスで潰したくないので変換アダプター使っています。

ライティング

ライティングはスクロールホイールのみ。

デフォルトではSteelSeriesカラーのオレンジ色に光っています。

DPIを変更すると、対応している色に変わるためそれで現在DPIを判断します。

また、充電が残り少なくなると赤色に光ることも。

ソフトウェア

SteelSeries GG」というソフトウェアを公式からインストールして使用します。

以前は「SteelSeries Engine 3」だったのですが、新しいソフトウェアへと生まれ変わりました。

ボタン割当の変更、DPIステージの変更、スリープタイマーの設定、ポーリングレートの変更、ライティング設定などが可能です。

高エフィエシェンシーモードはポーリングレートが125Hzに固定されるのでゲームをするならなし。

アングルスナップもエイムの邪魔になるので使わないように。

持ち方と使用感

一般的な持ち方とされる「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3つで持った使用感について見ていきます。

これらは個人的な感想で、持ち方や感じ方は人それぞれ違いますので参考程度にお願いします。

筆者の手のサイズは長さ18.5cm、横幅10cmの平均的な大きさです。Razerのハンドサイズ表によるとMサイズ相当になります。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

かぶせ持ち

エルゴシェイプだけあってかぶせ持ちのフィット感は良いです。リラックスした状態で握ることができ、変な力が入りません。

全体的に吸い付くように密着するので、マウスが手の一部になったかのように扱うことができます。

つかみ持ち

つかみ持ちのフィット感も良いです。

手のひらをシェル後方に密着させながら、しっかり左親指でサイドのくぼみを握ることができます。

サイドがフラットなのと、グリップ幅が太すぎないのでホールド感があります。

つまみ持ち

マウス自体がけっこう大きいのでつまみ持ちはやや持ちにくい印象です。可動域が狭い。

左サイドのくぼみのカーブ途中を持つことになるため、やや斜めに持つことになるかも。

また、サイドボタンの位置が高いため押しにくいです。

他の類似マウスと比較

その他の類似マウスと簡単に写真で比較してみます。

Razer DeathAdder V2 Pro

Razer DeathAdder V2 Pro」よりも全体的に小さいです。

グリップ幅は大きく違い、またフロント側のシェイプも異なるため、持った感覚は異なります。

Prime Wirelessの方がグリップ幅は狭いため手がすぼまり、しっかりホールドできる印象。

Vaxee Outset AX

Vaxee Outset AX」は長さがかなり短くなっていますが、グリップ幅は同じくらいで、高さが少しあります。

トップシェルのふくらみはOutset AXの方が太い。Prime Wirelessの方が手の形としては自然体に近いですが、密着感はOutset AXの方が強いです。

Outset AXは後方部がバスンと切られている分、手のひらでマウスのテールを支えやすくなっています。

レビューまとめ

良いところ
  • シンプルなデザイン
  • 低遅延ワイヤレスエルゴ
  • 無線接続は超安定
  • クリック感のあるPrestige OMスイッチ
  • TrueMove Airセンサー
  • バッテリー寿命は最大100時間
  • 充電はUSB-C対応
  • 100%PTFEマウスフィート
  • ビルドクオリティはとても頑丈
イマイチなところ
  • 見た目は好き嫌い分かれそう
  • サイドボタンは押しにくい
  • スクロールホイールも押しにくい
  • 充電の残量がわかりにくい
  • USBレシーバーがType-C
  • 値段はそれなりに高い

以上「SteelSeries Prime Wireless」のレビューでした。

エルゴワイヤレスとしては割と使いやすいマウス。個人的にはあまり見た目が好きじゃないのですが、シンプルなのでミニマリスト向けだと思います。

相変わらず信号強度の強いワイヤレスは健在で、さらにネオジウム磁石を使ったPrestige OMスイッチを搭載。応答速度を光で高速化しながらクリック感も残そうという試みですね。

Type-Cで充電も速いし、バッテリー持続時間も他社と比べて長めです。

値段が高めなのがネックですが、SteelSeriesの新しいフラッグシップマウスだと考えると妥当か。

もし同じ値段帯のPro XとかVPUを目の前に並べられたら個人的にはそっちを選びますけど、かぶせ持ち・つかみ持ちでエルゴワイヤレス好きな方は結構グッとくるマウスかもしれません。

Primeシリーズはもっと安い有線版もあるので、値段が引っかかるなら有線版の購入も検討の余地アリです。

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