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Zephyr Gaming Mouse レビュー。ファン付きの不思議マウス

マウスの中に小型のファンが搭載され、手汗対策がされたユニークなゲーミングマウス「Zephyr Gaming Mouse」をレビューしていきます。

ファンがビルトインされているのにしっかり軽量化されているし、センサーやスイッチもトップクラスのものを採用。

その外観と性能について見ていきます。

目次

概要とスペック

Zephyr Gaming Mouse」はキックスターターでクラウドファンディングをしていたファン内蔵のちょっと変わったゲーミングマウスです。読み方は「ゼファー」。

先に結論を言うとこのファンがちょっと期待ハズレ・・というか振動がすごいし、ハムノイズみたいな音がうるさくて、ファンオフで使うのがデフォになります。

そうするともはやこのマウスを買う意味がないんです。なのでおすすめできません。それでもこのレビューを見たい方はどうぞ!

カラー黒 / 白
接続有線
シェイプ左右対称
スイッチオムロンメカニカル
センサーPixArt PMW 3389
DPI16,000
最大加速度50G
寸法121.6 x 65.15 x 40.7 mm
重さ68g
ボタン数6
ケーブル長1.8m
LEDカラーあり
ソフトウェアなし

同梱物

ちょっと変わった柱状の箱。地味に場所取ります。

マウス本体。

お掃除用のミニブロワー。ファンにゴミや埃が付着するとブロワー使わないと取れにくいですからね、役立ちます。

ステッカーとクイックガイド。

同梱物
  • マウス
  • ブロワー
  • クイックガイド
  • ステッカー

同梱物は以上です。

デザインとシェイプ

Zephyr Gaming Mouse」は左右対称形マウス。サイドボタンは左サイドのみなので実質右手向けです。全体的にかなり穴抜きされています。

サイズは実測で 121.5(長さ)x 58(グリップ幅)x 37.3(高さ)mm。分類的にはMサイズ。

重量は約83gでした。ファンを搭載しているにしてはそこまで重くないですね。公式では68gっていってたけど、たぶんスケールが壊れてたんじゃないかな。

各サイドからの見た目。結構角張ったデザインをしています。マウスボタンの前にフレームがあったり、お尻が高かったりなどちょっとユニークなシェイプ。

マウスをつまみで浅く持つ人などはマウスボタンの穴が気になるかもしれません。サイドは穴抜きされていなのですが、くぼんでいなくてフラットなので、ホールドしたときのフィット感がやや薄いです。

ビルドクオリティはほどほどです。穴抜きされている部分も結構頑丈にできています。サイドボタンの作りが甘いのが懸念点ですね。

手汗を乾かすファン

本マウス最大の特徴であるファンについて見ていきます。ビルトインされた小型のファンが回転することによって、手のひらの汗を乾かすという画期的なアイディアです。

ファンは3段階で制御できますが・・企画倒れ感がすごいですね。強風モードにすると、とにかくうるさくて振動がすごい。弱風モードにすると振動がなくなる代わりに風が本当に微量になります。加えてハムノイズのような電子ノイズが常に聞こえます。

どのモードにしても音は騒音レベルなので結局オフで使うことになるでしょう

ファン使わないならこのマウスの存在意義・・ってなってしまうんですよね。このマウスがおすすめできないのはコレが理由です。

ただし、音や振動を犠牲にしても手汗を吹き飛ばしたい!というのであれば試してみる価値はあるかもしれません。強風だとけっこう風は感じます。

ちなみにファンのモード変更は底面にあるこの丸いボタンを押すことでサイクルします。

センサー

センサー位置はセンターの少し前より。

センサーは「PixArt PMW 3389」を搭載しており、センサーテストでは全く問題ありませんでした。

マウスフィート

マウスフィートは小さいものが前に2枚、後ろに3枚です。丸め処理がほぼなくて引っかかりを感じます。微妙なのでサードパーティ製に変更推奨です。

代替としては「eSports Tiger 汎用型」みたいな小さい丸のソールがちょうど良さそうです。

ちなみに厚みは0.5mmでした。ちょっと薄い。

ケーブル

ケーブルは布巻きタイプ。実は驚くレベルで柔らかく、使い勝手が良いです。

ストレスリリーフはほぼ地面と平行。短めで見た目もそこまで悪くないです。

LOD

LOD(リフトオフディスタンス)

Zephyr Gaming Mouse」のLOD(リフト・オフ・ディスタンス)の距離を調べます。

使用するのは1mm厚と0.1mm厚の金属板で、0.1mm単位で計測します

マウスパッドに使用したのは「Artisan NINJA FX ヒエン SOFT L」です。LODはマウスパッドによっても結果が変わることがあります。

LODは 1.0mm でした。短くて良い距離です。

ソフトウェアのないプラグ・アンド・プレイタイプなのでLODはこれで固定です。

マウスボタン

マウスボタンはトップシェルと一体型で、オムロンのメカニカルスイッチが採用されています。ストロークは普通くらい、押し心地は軽めで跳ね返りも弱め。プリトラベル・ポストトラベルともにそこそこあります。

ボタンの中央はくぼんでおらず、真っ直ぐフラットになっています。

サイドボタンはサングラスのような不思議なシェイプ。高めに位置しています。プリトラベルとポストトラベルはかなりあるのですが、押す瞬間はちょっと硬さを感じます。跳ね返りはやや強め。

右側のサイドボタン、遊びがあって触るだけでペコペコ動きます。これが個体差だと良いのですが、初期不良と言ってもいいくらいの甘い作りですね。

マウスホイールの回し心地は硬め、タクタイル感は強めにあります。クリックは割と軽めで押しやすいです。

ホイールすぐ後ろにあるDPIボタン。出っ張っていなくて、カチッとした押し心地。このボタンを押すとスクロールホイールとサイドのLEDインジケーターがそれぞれDPIに対応した色に変わるので分かりやすいです。

用意されているDPIは 400 / 800 / 1,600 / 3,200 / 6,400 / 16,000 の6種類。この数値を変更することはできません。

ライティング

ライティングは安物っぽいけど光る面積が広いので案外綺麗です。

後方内部のファンも光ってみえます。

ライティングパターンはトータルで8種類あります。言葉で説明するのが難しいのでここは割愛しますが、それなりに綺麗に光ります。

マウスボタンの左と右を同時押ししながら、サイドボタンのフロント側をクリックすることでパターンがサイクルしていきます。

持ち方と使用感

マウスは小型と中型の間くらいなのですが、サイド部分にくぼみがないためグリップ幅が大きく感じます。それにお尻が高いことが原因で持ち方的にフィット感を感じられるものが少ない印象です。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

かぶせ持ち

お尻が高いため手首に角度がついてしまい、長時間かぶせ持ちしているとだんだん痛くなってきます。浅く持つ分には問題なさそうだけど、あまりリラックスした持ち方にはなりませんでした。

つかみ持ち

かぶせよりもつかみ持ちの方がしっくりきます。しかしあまりフィット感があるとはいえないです。やっぱりお尻がせり上がりすぎている気がする。

つまみ持ち

つまみ持ちはそこそこ使いやすいです。ただし浅く持つとマウスボタンの穴が気になるかもしれません。

分解してみた

ネジ穴はマウスフィートの下に隠れています。全部でネジは5本と多め。

トップシェルとベース部分は配線でつながっているので半開けしてから丁寧にこれらを外していきます。

分離しました。

メインスイッチはオムロンのブルードット。

マウスホイールはグリーンドット。

ブッシュ部分はこのようになっています。

コネクタ。

トップシェル側についているDPIボタンとサイドボタンは赤。

おまけ。ファンの後ろ側。ファンを外すのはちょっと手間そうだったのでやめました。

レビューまとめ

良いところ
  • ファン搭載なのに約83gと重さは健闘
  • PMW3389センサー搭載
  • 非常に柔らかいケーブル
  • ライティングは綺麗
イマイチなところ
  • ファンがうるさい
  • ファンが振動する
  • フィットする持ち方が少ない
  • サイドボタンのアソビが大きい

世にも奇妙なファン付きのユニークなゲーミングマウス「Zephyr Gaming Mouse」のレビューでした。

ファンが大きな特徴である本マウス、ファンがうるさいし振動で手にブルブルくるので結局オフで使うことになります。ファン使わないならこのマウスである必要もないので、正直ネタマウスだなと感じてます

センサーやスイッチは大真面目なので性能的には問題ありません。ただ形状的にあまりフィットする持ち方がないため、素直に他のマウスを買ったほうが良いです。

ケーブルはめちゃくちゃ柔らかいので各社見習って欲しいくらい。

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