Glorious PC Gaming Raceから発売された超軽量RGBゲーミングマウス「Model O-(Minus)」。Model Oよりもさらに小さく、そして軽くなったゲーミングマウスです。
- もっと軽いマウスが欲しい!
- 小さめのマウスの方が嬉しい!
- RGBで光るやつがいい!
そんなあなたは要チェック!
基本的な外見や性能はModel Oと同じですので、このレビューはModel Oとの比較を重点的にしていきます。
【レビュー】GloriousPCの超軽量マウス「Model O」
概要とスペック
Model O-のスペック | |
重量 | 58g (マット) / 59g (グロッシー) |
寸法 | 120 x 36 x 63 mm |
カラー | マット/グロッシーの黒・白 |
センサー | Pixart PMW-3360 |
スイッチタイプ | Omron Mechanical |
ボタン数 | 6 |
最大トラッキング速度 | 250 +IPS |
アクセラレーション | 50G |
最大DPI | 12,000 |
ポーリングレート | 1000hz (1ms) |
リフトオフ距離 | ~0.7mm |
ケーブルタイプ | ウルトラフレキシブル |
コネクター | USB2.0 |
ケーブル長 | 2m / 6.5ft |
マウスフィートタイプ | G-Skates Premium Mouse Feet |
マウスフィートの厚さ | 0.81mm |
LEDカラー | 1680万色RGB(8エフェクト) |
OS | Windows/Mac/Linux |
ソフトウェア | オプション |
重さはなんと58gと、FinalmouseのAir58と同じ軽さになっています。
マウスのサイズも小さくなり、手の小さい人にとって持ちやすくなりました。私なんかは手が小さい方なので嬉しいマウス。
その他のスペックはModel Oと同等です。
前作 Model O との比較レビュー
Model O-の大きいバージョンであるModel Oと比較していきます。
Model Oをさらに小さく軽量化したのが「Model O-」ですので、基本的な部分は変わりありません。
Model Oが欲しいけれどもちょっと大きいんだよな・・と悩んでいた人は迷わずこちらですね!
Model O-はマット・白色を入手
今回購入したModel O-はマット・白色エディション。グロッシー・黒色とは違った質感で気に入っています。ボタン部分は黒なのもワンポイントで良い。
超どうでもいい情報ですが、付属するステッカーの種類が少し異なっていました。ロットによるか、ランダムの可能性もあるか・・。右側の銀シールのおっさんは一緒でした。
相変わらず主張するヒゲオッサンロゴ。
四方からの見た目。
重さの違い
Model O- | Model O | |
重量 | 58g - 59g | 67g - 68g |
Model Oが67gなのに対し、Model O-は58g。9g軽量化されています。
デザインもシェイプも同じなので、単純に小さくなった分だけ軽くなったと思って良いでしょう。
デザインとシェイプは同じ

左 Model O- 白, マット - 右 Model O 黒, グロッシー
デザイン・シェイプは全く同じで、左右対称型のハニカム構造。
他のマウスに例えると、Zowie FK2に似ています。
根強い人気を誇るマウスですが、84gなのでModel O-よりも27gほど重い。ケーブル・センサー・重さを考えるとFK2よりもModel O-がおすすめです。
サイズの違い

やや適当採寸
Model O- | Model O | |
寸法(WxHxD) | 120 x 36 x 63 mm | 128 x 37.5 x 66 mm |
小さめに作られているため、手が小さい人にフィットします。手が大きめの人やかぶせ持ちをする人は通常のModel Oの方がしっくりくるかも。
Zowie FK2 よりもややサイズが小さく、Finalmouse Ultralight 2 よりもやや大きいです。
ロープロファイル(高さが低い)です。Model Oと比べると1.5mm低い。
マウスフィートは同じもの
現在開発されているModel O用のHyperglideマウスソールを待ち望んでいる人もいるはず。マウスフィートのサイズが一緒ならModel O-にも使えるはずなので、サイズを比較してみました。
結論、一緒のものでした。これは嬉しい。すでにModel O用に購入した公式マウスフィートは無駄にならないし、新しいHyperglideも問題なく使えることを意味します。
ビルドクオリティ
前作よりもビルドのクオリティが向上したように思えます。もしかするとこれはマウスの個体差によるものもしれませんので、あくまで参考程度で。
Model Oは左サイドが柔らかくなっていて、少し強く押し込むとサイドボタンが押されてしまいました。しかし、Model O-ではより堅牢な作りになっています。
ただし、クリックボタンのガタツキはちょっとあります。
ソフトウェアは同じものでOK
PCに接続するだけで使える「プラグ・アンド・プレイ」ですが、オプションソフトウェアを公式サイトからダウンロードできます。
ソフトウェアはModel Oのものと統一されています。
もしModel Oを使っていたら、プロファイル設定は全て引き継がれます。
- DPI設定
- ライティング
- LOD
- ポーリングレート
- キーバインド割当て
などが設定できます。
センサーテスト
Mouse Testerを使ってセンサーのテストをしてみました。
800dpiでテスト。素早くマウスを振っていますが、綺麗な挙動をしています。
Model O-の使用感
Model O-はかなり軽い。直後にModel Oを持ってみると、9gって結構違うんだな・・と感じることができます。
写真だとサイズ感が伝わりにくいかもしれませんが、実際見るとかなりコンパクトになっています。手の小さい人には嬉しいサイズですが、手の大きさによっては合わない人も結構いるでしょう。
Model OのRGBライティングが超好きなのですが、Model O-も変わらず美しい。
つまみ持ちがベスト
つまみ持ち | ◎ |
つかみ持ち | ○ |
かぶせ持ち | △ |
あくまで私の印象です
そのサイズゆえ、つまみ持ち(Fingertip)が最適な持ち方だと思います。
手のサイズ次第ではつかみ持ち(Clawgrip)もいけるかも。
かぶせ持ち(Palmgrip)はやはりサイズ的に微妙。手のサイズによっては大丈夫かもしれません。手が大きい人でかぶせ持ちメインの方はModel O-じゃなくてModel Oの方が良いと思います。
比較レビューまとめ
Model O-の良い点
- 57gと、9g軽くなった
- シェイプはFK2に似ている
- 小さめサイズ
- より堅牢な作りになった
- 美しいRGBライティング
- 相変わらず低価格
Model O-のイマイチな点
- 手が大きい人には向かない
世界でも最軽量の域に入る58gのRGBゲーミングマウス「Model O-」。Model Oより小さく・軽くなっただけでなく、さらに堅牢な作りになりました。Glorious PCは期待を裏切らない。
Finalmouse Ultalight 2 が手に馴染まなかった人は、少しだけ大きめなModel O-の方が合うかもしれません。とはいえ、サイズ的にそこまで違うかと言われたらそうでもないので、全然ダメだった人はスルーしておきましょう。
- FK2よりちょっと小さいマウスが欲しい
- Model Oが少し大きく感じた
- Finalmouse UL2が小さすぎた
- 手が小さめ
- つまみ持ちメイン
このような方におすすめです!